今日のひとこと vol.480
見栄を捨てる事が出来れば
新しい自分になることなんて簡単
つまらない見栄なんて捨てて
自分がこうしたいと思うことは
どんどん取り入れる柔軟性を手に入れよう
自分を少しでもよく見せたい、という気持ちがあると
その人は、成長はしない。
だいたいそういう見栄は、そもそもバレバレなのです。
よくあるのが
「あっ〇〇さんのこと、私、知り合いですよ。紹介しましょうか」
で、その方のことをいろいろ話はするが
Facebookの投稿を見ればその程度のことはのっている情報
「じぁ今度、食事の席をもうけて下さい」とお願いすると
その後、一向に連絡がない。
こちらから連絡すると「忙しい方なので」と
こういうのは、100%「ウソ」ですね。
本当に仲がいいのなら、その場で連絡していますよ。
実際にその方とお会いした時に
紹介しますよと言っていた人のことを聞いても
「知らない。会ったことがない」と言われるか
「Facebookでコメントしてくる変な人」と言われるのがほとんど
「よく知ってます」「仲がいいです」なんて言われることはない。
「あのタレント、私が育てた」という大阪のおばちゃんのほうが
よっぽど、はなから嘘だとわかっているからまだ楽しい。
食事とかでもよくいますね
お寿司はこうやって食べるんだよ。という人
そういう人に限って「あがりちょうだい」と言う
いやいや
「あがり」というのは、お店側の隠語であって
客は「お茶下さい」でかまわないのです。
「3番入りま~す」と言って、トイレに行く隠語と同じ。
ワインでもうんちくを言う人が多い。知ったかのくせに。
このワインがどうたら、この料理にはこのワインがとか
そもそも
肉には赤ワイン、魚料理には白ワイン、と言っている時点でおかしい。
白ワインには殺菌効果と消化の促進をする効果がある
そしてコースだと魚料理のほうが先に出てくる
生の魚を食する日本人だけに殺菌効果のある白ワインを飲んだほうがいい
ただそれだけ。
まぁ
ワシントン州の州政府からワシントンワイン協会の仕事を2年間
WEBサイトや販促物やカタログ、イベントをやっていた私に
ワインのことを語ってくること自体、間違っているのですけどね。
そもそも「つまらない見栄」をはったところで意味がない
その「つまらない見栄」のおかげで仕事を受け
結局仕上がらない、ということよくある話です。
ただただ信用をなくすだけ。
「つまらない見栄」をはりたくなるのは
その人の周りにいる人よりも、私は上なのよ、と言いたいだけ。
その人の周りって、類は友を呼ぶ、だけにどうせ似ている。
「つまらない見栄」が通用するような人たちばかりということ。
そんな人の中にいて、少し私は上よ、と思ったところで
もっと上のレベルに行った時には通用する訳もなく
通用しないから「つまらない見栄」が今度は「大嘘」を言うことになる。
「つまらない見栄」が通用するのは「つまらない人」にだけ
知っていることでも、初めて聞くように
知らないことは、なおさら、もっと教えてほしいと聞きまくる。
人は、知っているフリをしている人には、教えたくないもの。
知らないフリをしているほうが、なにからなにまで教えてくれる。
なんなら、教えたくないことまでも教えてくれる。
どちらが自分にとって勉強になると思いますか。
ソクラテスの「無知の知」がいいのです。