目次
あけましておめでとうございます
今年も女性の方々、よろしくお願いいたします
男性の方々、そこそこよろしく
ところで、あなたは年賀状出しましたか?
多くの方が出していないようですが
多くの方が出さない、だから私も出さない
それとも
出さない理由がちゃんとあるから出さない
この2つの違いは大きいですよ
他人に流されたのか、自分で決めたのか
ちなみに、私は毎年出しています
なぜなら
多くの方が出さないんだから、私の年賀状が届くと記憶に残るから
それは
出さない人であっても、1月1日には気になってポストを見るのです
自分は出さないくせに、自分あての年賀状は気になっちゃうのです
そこに、あの原山からの年賀状があると絶対記憶に残りますよね
数枚しか届かない年賀状の中に、あの原山からの年賀状があるのですから
今年は、630枚送りました
届いてないという人は、住所を知らないから送れないだけ
名刺交換しても、いちいち名刺から住所録を作るほど暇じゃないしね
私は年賀状を重要視しています
とてもとても重要視しています
63円でつながる1年だから
お客様がいなくなる原因
お客様がいなくなる原因は3つあります
①引っ越しなどで来れなくなる
②生活レベルが変わり他へ行く
③自然消滅
①の「引っ越しなどで来れなくなる」とは、そのままでしょうが、引っ越しをしてしまい、足が遠のいてしまう、行けなくなる、のようなことです。
だいたいこれが10パーセント程度
②の「生活レベルが変わり他へ行く」とは、来られていたお客様が事情により生活レベルが下がってしまい、金銭的な事情で来れなくなる。
または、生活レベルが上がり、安い所には行きたくなくなる、レベルの低い人とは縁を切る、というこです。
だいたいこれも10パーセント程度
残りの80%は、③の「自然消滅」
ただし、自然消滅といっても、自然消滅だと思っているのは、お客様のほうではありません。売り手側がそう思っているだけです。
どういうことか?
売り手側が「最近あの人来ないな」と思っているだけで、なにも行動せず、「他に行ったのかな」「離れていった」と思っているのです。
でもそれは大きな間違い
お客様のほうが「最近相手にしてくれないな」「他のお客様のほうばかり見ているな」「私のことを見てくれてない」「なんかさみしい」と思い、いなくなったのです。
お客様がいなくなる原因の80%が、売り手側に問題があるからです。
お客様は戻ってくる
売り手側が何もしない限り、お客様は離れていきます。
先日東京で少しだけ登壇する機会があり、そこで「アフターコロナはどうすべきか?」の質問に対し私が答えたのは
お客様がお店に来ている時には「目配り」「気配り」をしていましたよね。
では、お客様が来なくなったいま、みなさんは「心配り」をされましたか?
お客様が不安になっている中、あなたは「心を配りましたか?」
「目配り」「気配り」は、お客様が目の前にいないとできない、でも「心配り」は、お客様が目の前にいなくても、いくらでもできるのです。
上で説明したように、お客様のほうが「相手にされてない」と思ったから、来なくなるのです。
コロナの間、お客様に「元気にしてますか?」の一言でも、メールでも電話でもしましたか?
そういう心を配ったところが、コロナが来ようが何が来ようが、生き残るのです。
そういう意味でも、たった1枚の年賀状が、つなぎとめることができるのです。
なぜなら
お客様が「相手にされてない」と思い、1度離れてしまっても、お店側から再び、何らかのアクションがあると、その7割のお客様が戻ってくるのです。
お店側が勝手に「自然消滅」と思っているだけなのです。
新規の客より来なくなったお客様のほうを見る
お店側が勝手に「自然消滅」と思い、お客さんが来ないな~と言って、新たに新規の客の募集にかける費用って馬鹿にはなりません。
新規の客を集めるために、常にいらないお金ばかり出している人も多い。
でも、今まで来てくれていたお客さまなら、メール1通、手紙1通ですむのですよ。
新規の客と来なくなったお客さん、どちらにアクションを起こしたほうが、費用が掛からないか考えたらわかりますよね。
これらはすべて、マーケティングの基礎です。
あなたも、あらたなお店を探すよりも、これまで行っていたお店から声がかかると、もう一度行こうかなって思いますよね。
もう一度「行きたい」と思ってもらうことです。
1通63円の「年賀状」が、どれだけ重要なのか、おわかりいただけましたでしょうか?
メール・LINEで「おめでとう」と、送られてくるのと
年賀状で「おめでとう」と、送られてくるのと
あなたなら、どちらのお店が選ばれると思いますか?