テーマ:仕事はしてるけど、本当にやりたいことが何かわからない
① テーマの共有
- 今日は「仕事はしてるけど、本当にやりたいことがわからない」ということについて、一緒に整理していきましょうか。
- はい、よろしくお願いします。
② 現状を整理する
- 今、どんなお仕事をされていますか?
- 事務系の仕事で、主に社内調整や資料作成などを担当しています。
- その仕事をしていて、どんな風に感じていますか?
- うまくこなしてはいるけど、ずっとこのままでいいのかなって、時々不安になります。
③ 感情を確認する
- その「このままでいいのかな」という気持ち、もう少し詳しく聞かせてもらえますか?
- 何となく、毎日同じことの繰り返しで、張り合いがないというか…自分が本当にやりたいことって、これじゃない気がするんです。
- そう感じるとき、どんな気持ちになりますか?
- 焦りとか、虚しさに近い感じです。やりたいことがわからないのが一番つらいです。
④ 価値観・欲求を探る
- 逆に「やりたいことができている」と実感できた時って、どんな場面でしたか?
- 後輩から相談されて、気持ちが楽になったって言ってもらえたときは、すごく嬉しかったです。
- そのとき、何が満たされていたと思いますか?
- 人の役に立てたとか、「私の存在に意味がある」って感じられたのかも。
⑤ 思い込み・視点の確認
- ちなみに、「やりたいこと」は特別な才能や資格が必要だと思っていたりしますか?
- ああ…そうかもしれません。「やりたいこと=仕事にするにはプロじゃなきゃ」って、どこかで決めつけていたかも。
- その前提があると、動きづらくなるかもしれませんね。
⑥ 過去の経験を探る
- 子どもの頃や学生時代に夢中になっていたことってありますか?
- 友達の相談に乗るのは好きでした。進路のこととか、人間関係のこととか。
- 昔から「人の話を聴く」「寄り添う」ことが得意だったんですね。
⑦ 新しい視点に転換する
- 今までの話を聞いていて、「やりたいこと」は“今までになかったもの”というより、“すでに自分の中にあるもの”なのかもしれませんね。
- あ、そうか…。ずっと「外に探しに行こう」としてたけど、もう持ってたんですね。
- そう気づいた今、どんな可能性が見えてきましたか?
- 「人を支える仕事」って方向に進んでみてもいいのかもって思いました。
⑧ 行動の一歩につなげる
- その可能性に向けて、小さな一歩を挙げるとしたら、何ができそうですか?
- まずは、心理学の本を一冊読んでみようかな。それから、身近な人の話を意識して聴いてみるとか。
- 素晴らしいですね。それは“やりたいこと”の輪郭を、もっと明確にしてくれそうです。
- はい、少し前向きな気持ちになれました。

別のシチュエーション
- ロールプレイ:仕事はしてるけど、本当にやりたいことが何かわからない
- ロールプレイ:毎日が忙し過ぎて、やりたいことが全然進まない
- ロールプレイ:会議で意見を求められると、頭が真っ白になってしまう
- ロールプレイ:周りの意見に左右されて、自分の考えがわからなくなる
- ロールプレイ:また同じ失敗をするんじゃないかと怖くて挑戦できない
- ロールプレイ:親との関係がぎくしゃくしていて、素直に話せない
- ロールプレイ:起業したい気持ちもあるけど、踏み出せずにいる
- ロールプレイ:やるべきことは分かっているのに、やる気が出ない
- ロールプレイ:やるなら完璧にやらないと意味がないと思ってしまう
- ロールプレイ:失敗したらどうしようと、やる前から怖くなる