テーマ:親との関係がぎくしゃくしていて、素直に話せない
① テーマの共有
- 今日は「親との関係がうまくいかなくて、素直に話すことができない」というテーマについて、一緒に整理してみましょう。
- はい、それが長年の悩みで…。
② 現状を整理する
- 最近、親とのやり取りで印象に残っている出来事はありますか?
- つい先日、久しぶりに実家に帰ったんですけど、会話が表面的で…本音は何も話せませんでした。
- そうなんですね。そのとき、どんな雰囲気だったんですか?
- 「元気?」「仕事は順調?」とか当たり障りのない会話だけで、こっちが何か言おうとしても、つい言葉を引っ込めてしまいました。
③ 感情を確認する
- その時、自分の中ではどんな感情が動いていましたか?
- 寂しさと、ちょっとしたイライラもありました。「なんでこの距離感なんだろう」って。
- その感情は、昔から感じていたものですか?
- はい。子どものころから、「ちゃんとしなさい」って言われて育ってきて、自分の気持ちを話すのが怖くなった気がします。
④ 価値観・欲求を探る
- 本当は、親とどんな関係を築きたいと思っていますか?
- もっと自然体でいられる関係。弱さや悩みも話せるような距離感が理想です。
- それが実現できたら、どんな気持ちになると思いますか?
- 安心できるし、自分のままでいられるような気がします。
⑤ 思い込み・視点の確認
- もしかして、「素直に話したら否定される」とか「親をがっかりさせる」って思い込みはありませんか?
- ……あります。ちょっとでも弱音を見せると「そんなことでどうするの」と言われる気がして。
- そのイメージがあると、確かに言葉を飲み込んでしまいますね。
- はい…。だから余計に自分を守ろうとして、距離ができてしまうのかも。
⑥ 過去の経験を探る
- これまでに、親と“少しだけ本音を話せた”ような経験はありましたか?
- 1回だけ、進路で悩んでいたとき、「どうしたいの?」と真剣に聞いてくれたことがありました。
- そのとき、どんなふうに感じましたか?
- 驚いたけど、ちょっとだけ嬉しかったです。「聞いてくれるんだ」って。
⑦ 新しい視点に転換する
- その経験があったということは、親も“わかろうとしてくれる瞬間”があるのかもしれませんね。
- そうですね…いつもではないけど、全否定されるわけではないのかも。
- 「伝え方」や「タイミング」を変えることで、少しずつ関係性も変わっていくかもしれませんね。
⑧ 行動の一歩につなげる
- では、小さな一歩として、どんなことから始めてみたいですか?
- LINEででもいいので、今の自分の気持ちを少しだけ伝えてみようかなと思います。
- とてもいいですね。長い時間をかけてできた距離感だからこそ、一歩ずつ“対話”を取り戻していくことが大切かもしれません。
- はい。焦らず、小さなところからやってみます。

別のシチュエーション
- ロールプレイ:仕事はしてるけど、本当にやりたいことが何かわからない
- ロールプレイ:毎日が忙し過ぎて、やりたいことが全然進まない
- ロールプレイ:会議で意見を求められると、頭が真っ白になってしまう
- ロールプレイ:周りの意見に左右されて、自分の考えがわからなくなる
- ロールプレイ:また同じ失敗をするんじゃないかと怖くて挑戦できない
- ロールプレイ:親との関係がぎくしゃくしていて、素直に話せない
- ロールプレイ:起業したい気持ちもあるけど、踏み出せずにいる
- ロールプレイ:やるべきことは分かっているのに、やる気が出ない
- ロールプレイ:やるなら完璧にやらないと意味がないと思ってしまう
- ロールプレイ:失敗したらどうしようと、やる前から怖くなる