テーマ:失敗したらどうしようと、やる前から怖くなる
① テーマの共有
- 今日は「やる前から失敗が怖くなってしまって、なかなか一歩が踏み出せない」というテーマについて整理してみましょう。
- はい、まさにそれが原因で止まってしまっている感じです。
② 現状を整理する
- 最近、「やりたいけれど怖くて動けない」と感じた場面はありましたか?
- あります。SNSで自分の活動を発信しようと何度も思っているんですが、失敗したら…と思うと投稿ボタンが押せなくて。
- なるほど。どんな「失敗」が頭に浮かぶんでしょうか?
- 「誰にも見てもらえない」「変な人だと思われる」「恥をかく」など、色々な不安が一気に押し寄せてきます。
③ 感情を確認する
- そのとき、自分の中にどんな気持ちが湧いていますか?
- 怖さと同時に、情けなさもあります。「こんなことも怖いの?」って自分にガッカリする感じです。
- それはつらいですね。行動できない自分にダメ出しをしてしまっている感じでしょうか?
- はい、いつもそうやって自己嫌悪に陥ってしまいます。
④ 価値観・欲求を探る
- 本当は、行動できたらどんな自分でありたいと思っていますか?
- もっと自分に正直に、堂々と発信している人を見ると、私もそうなれたらいいのになって思います。
- その姿には、どんな価値があると感じますか?
- 自分の力で人生を動かしている感じがして、すごく自由でカッコいいです。
⑤ 思い込み・視点の確認
- 「失敗したらすべて終わり」というような考え方になっている部分はありませんか?
- はい、あります…。どこかで「完璧じゃなきゃダメ」って思い込んでいます。
- でも実際には、ほとんどのことは“やり直しができる”し、“失敗しても学びがある”ことも多いですよね。
- たしかに…。他人の失敗にはそう思えるのに、自分のことになると怖くなってしまうんです。
⑥ 過去の経験を探る
- これまでに「やる前は怖かったけど、やってみたら意外と大丈夫だった」という経験はありますか?
- あります。転職の面接も、怖くて仕方なかったけど、受けてみたら思ったより冷静に話せて、採用もされました。
- そのとき、どんな風に気持ちを整えて臨んだんですか?
- 「怖いのは当たり前」と自分に言い聞かせて、まずやってみようと決めました。
⑦ 新しい視点に転換する
- では今回も、「怖さがあるからこそ、意味がある挑戦かもしれない」としたら、どう感じますか?
- それなら…“怖い=やる価値がある証拠”って思えるかもしれません。
- そうですね。恐れは「逃げろ」というサインだけでなく、「ここを超えると成長できるよ」というメッセージでもあります。
⑧ 行動の一歩につなげる
- では、怖さを抱えたままでも踏み出せそうな小さな一歩、何かありますか?
- まずは、SNSに「投稿する」じゃなくて「下書きを書いてみる」ところから始めます。
- とても良い一歩ですね。小さな挑戦でも、「怖さを乗り越えた経験」は確実に自信になりますよ。
- はい、怖くても一歩踏み出すことに意味があると信じてみます。

別のシチュエーション
- ロールプレイ:仕事はしてるけど、本当にやりたいことが何かわからない
- ロールプレイ:毎日が忙し過ぎて、やりたいことが全然進まない
- ロールプレイ:会議で意見を求められると、頭が真っ白になってしまう
- ロールプレイ:周りの意見に左右されて、自分の考えがわからなくなる
- ロールプレイ:また同じ失敗をするんじゃないかと怖くて挑戦できない
- ロールプレイ:親との関係がぎくしゃくしていて、素直に話せない
- ロールプレイ:起業したい気持ちもあるけど、踏み出せずにいる
- ロールプレイ:やるべきことは分かっているのに、やる気が出ない
- ロールプレイ:やるなら完璧にやらないと意味がないと思ってしまう
- ロールプレイ:失敗したらどうしようと、やる前から怖くなる