テーマ:何のために生きているのか分からなくなる時がある
① テーマの共有
- 今日は「ふと、何のために生きているのか分からなくなることがある」というテーマについて、一緒に整理してみましょうか。
- はい…。時々そういう気持ちに襲われて、しんどくなるんです。
② 現状を整理する
- 最近、そう感じたのはどんな場面でしたか?
- 仕事と家の往復ばかりで、何かをやり遂げたという実感もなくて。「この生活に意味があるのかな」って思ってしまいました。
- 毎日を頑張ってはいるけれど、「生きている実感」や「目的」が見えづらくなっているんですね。
- はい。周りはみんな順調そうに見えるのに、自分だけ取り残されている気がして。
③ 感情を確認する
- そう感じたとき、どんな気持ちが一番強くありましたか?
- むなしさです。何をしても、どこか心が空っぽな感じで。
- そのむなしさの裏側には、どんな思いがあると思いますか?
- 「もっと意味のある何かをしたい」「自分にしかできないことを見つけたい」って気持ちがあるかもしれません。
④ 価値観・欲求を探る
- もし、“自分らしく生きている”と感じられる日があったとしたら、それはどんな状態ですか?
- 誰かに感謝されたり、自分がしたことが誰かの役に立ったと実感できるときだと思います。
- それは、「つながり」や「意味ある貢献」を大切にされているということですね。
- そうかもしれません。ただお金のためじゃなく、「自分がここにいていいんだ」と思える瞬間がほしいです。
⑤ 思い込み・視点の確認
- もしかすると、「人生には明確な“意味”がないといけない」という前提を持っている部分はありませんか?
- …あります。「何か大きな目的がないと、生きている意味がない」ように思っていました。
- でも、人生の意味は“見つけるもの”ではなく、“与えるもの”だとしたら、どう感じますか?
- 与える…?なるほど、自分の行動や関わりで意味を「つくっていく」ってことなんですね。
⑥ 過去の経験を探る
- これまでに「生きていてよかった」と思えたような出来事はありますか?
- あります。友人が落ち込んでいる時に話を聞いて、「ありがとう」と言ってくれたことがあって。
- その時、どんな気持ちになりましたか?
- 「自分がいてよかった」と思いました。誰かの力になれると、意味を感じられるんですね。
⑦ 新しい視点に転換する
- 「大きな意味を見つける」のではなく、「日々の小さな意味を感じる」ことが、生きる力になるとしたら、どう感じますか?
- それなら、少しずつでも「意味のある日々」をつくっていけるかもしれません。
- そうですね。誰かに笑顔を届けたり、自分を大切にすることも、立派な“意味”のひとつです。
⑧ 行動の一歩につなげる
- では、その視点を持って、今日からできる小さな一歩はありますか?
- 職場の同僚に、感謝やねぎらいの言葉を一言伝えてみようかなと思います。
- 素敵ですね。そういった行動が「自分の存在価値」を感じられる種になるかもしれませんね。
- はい。焦らず、日々の中に小さな意味を積み重ねていきたいです。

別のシチュエーション
- ロールプレイ:仕事はしてるけど、本当にやりたいことが何かわからない
- ロールプレイ:毎日が忙し過ぎて、やりたいことが全然進まない
- ロールプレイ:会議で意見を求められると、頭が真っ白になってしまう
- ロールプレイ:周りの意見に左右されて、自分の考えがわからなくなる
- ロールプレイ:また同じ失敗をするんじゃないかと怖くて挑戦できない
- ロールプレイ:親との関係がぎくしゃくしていて、素直に話せない
- ロールプレイ:起業したい気持ちもあるけど、踏み出せずにいる
- ロールプレイ:やるべきことは分かっているのに、やる気が出ない
- ロールプレイ:やるなら完璧にやらないと意味がないと思ってしまう
- ロールプレイ:失敗したらどうしようと、やる前から怖くなる