お客様は何を考えているか?

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あなたは、お客様のことを
どこまで考えて商売してますか?

売れる人は、「売り方」ではなく「お客様」を見ている!

あなたは、「売上とは何か?」と聞かれたら、どう答えますか?
「自分が売った数」でしょうか?それとも、「お客様が買った数」でしょうか?
この捉え方の違いが、あなたのビジネスの未来を大きく分けます。

自分が売った数と考える人

自分が売った数と考える人は、自分が売るための方法を考える

  • 「どうしたら売れるか?」と、売り方ばかりに意識が向く。
  • 価格、特典、コピー、セールストーク…と「小手先」に頼ってしまう。

お客様が買った数と考える人

お客様が買った数と考える人は、お客様が買う理由を考える

  • 「なぜ買うのか?」「どうしたら自然に欲しくなるのか?」を掘り下げる。
  • テクニックよりも、「お客様の頭の中」に関心が向いている。

「売る」のではなく「選ばれる」人になるためのには

  • お客様は「買う前」に何を不安に思っているのか?
  • お客様は「買った後」にどうなりたいと思っているのか?

お客様が考えていることを、もっと深く知るべきです。
たとえ、あなたが大根1つ買うにしても、1本買うのか半分買うのか、煮物に使うから上半分、大根おろしだから下半分と選ぶかもしれない。どこで採れたのか、青い部分が多い少ない、有機なのか、色は、傷は、価格は、大きさは、新鮮さは、など、選ぶ時に瞬時に考えているはずです。

当然、あなたの商品やサービスを目にした時、お客様の頭の中で、いろいろと考えているのです。「安心なのか」「安全なのか」「信用できるのか」「信頼できるのか」「見た目はいいか」「過去の失敗をまたしないか」「こうなりたい」「特別感はあるか」「SNSあげてバズるか」「いくらかかるか」「買った後もお金を取られるか」「続けられるか」「ラクできるか」などなど、いっぱい頭の中で考えるのです。

あなたは本当にお客様のことを考えていますか?
自分の商品が売れることばかり考えていませんか?


あなたが、お客様のことを本当に考えて商品やサービスを提供しているとしたら、お客様が買う時に「何を考えているのか」を、50個や100個スラスラっと言えて、それに対して何かしらの対応をしているはずです。そしてそういう方が「選ばれている」だけです。

では1つの例をあげてみます。

ダイエット商品

お客様が「ダイエットの商品」を買おうと思った時に、頭に浮かぶことは?

未来願望:こうなりたい

  • 自信を持って好きな服を着こなしたい
  • 夏までに水着が似合う体になりたい
  • 写真や鏡に映る自分が好きになりたい
  • 健康的でキレイな印象の人になりたい
  • 新しい恋や出会いに前向きな自分でいたい

📌理想の自分・ポジティブな未来像(情緒的ベネフィット)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

信頼・安心:疑いや不安

  • 本当に効果があるのか科学的根拠を知りたい
  • 誇大広告ではないか不安である
  • 口コミやレビューが信頼できるか見極めたい
  • 専門家の監修や認証があるかどうか確認したい
  • 成分や製造元が安全・安心なのか

📌信頼・納得感を求める心理(理性・検証欲求)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

費用:コストへの懸念

  • 効果がなかったときの損失が怖い
  • 継続購入したときの総額が不安
  • 定期購入の縛りがあるかが心配
  • 他の商品と比べてコスパが良いのか
  • 高額なものは失敗したくない

📌金銭的リスク回避(経済的ベネフィット)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

リバウンド:過去の失敗への恐れ

  • 一時的に痩せても戻ってしまうことはないか
  • 以前のダイエットで効果が出なかったがこれはどうなのか
  • 続かなくて自己嫌悪に陥った記憶が消えない
  • 周囲にまた失敗したと思われたくない
  • 「今度こそダメだったら」と思って購入をためらっている

📌再失敗への恐れ・自尊心の保護(恐怖回避・自己防衛)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

ラクしたい:努力を避けたい

  1. 運動や食事制限なしで痩せたい
  2. 忙しくても簡単にできる方法を探している
  3. 飲むだけ・貼るだけなど「手間なし」が理想
  4. 自分で考えずに済むプログラム化されたものが欲しい
  5. 面倒な記録や継続管理をしなくていいのが嬉しい

📌快適性・手軽さの追求(機能的ベネフィット)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

健康不安:安全性の確認

  1. 副作用や体調不良が出ないか心配
  2. 身体に無理をさせるような成分が入っていないか気になる
  3. 妊娠中・持病があるときでも使えるのか
  4. アレルギー反応がないかが不安
  5. 長期的に続けて体に悪影響がないか知りたい

📌安心・安全志向(身体的リスクへの懸念)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

比較・優越感:他者との違いを感じたい

  1. 友人より早く成果を出して「すごい」と言われたい
  2. SNSでダイエット成功を発信したい
  3. 自分だけが知っている「秘密のアイテム」を使いたい
  4. 美意識が高い自分でいたい
  5. 周囲が驚くほどの変化で「特別感」を感じたい

📌他人より優れていたい・自分だけ特別感(自己表現ベネフィット)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

自己肯定感の向上:自分を好きになりたい

  1. 鏡を見るたびに落ち込む自分を卒業したい
  2. 「頑張ってる私」に自信を持ちたい
  3. 見た目の変化を通じて心も前向きになりたい
  4. 体を変えることで「人生も変わった」と実感したい
  5. 「私、ちゃんとやれてる」と思える日々を送りたい

📌内面も満たしたい(情緒的ベネフィット)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

習慣・ライフスタイル化への欲求

  1. 無理なく続けられることが第一条件
  2. 習慣として取り入れやすい形が嬉しい(朝に5分だけ等)
  3. 健康習慣と一緒に整えていきたい
  4. 続けていれば自然に結果が出る安心感が欲しい
  5. 「一生モノ」の体づくりとして取り入れたい

📌日常の一部としてみたい(継続性・生活満足度)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

周囲の目の意識:他人からどう見られるか

  1. 職場や家族に「痩せたね!」と言われたい
  2. 周囲の目を気にして常に体型にプレッシャーを感じている
  3. 「太った?」と言われた過去が忘れられない
  4. 同窓会・イベント前に人目を意識して焦っている
  5. 誰かに見返したいという気持ちが強い

📌ダイエット商品特有の心理(外見の変化が他人の評価に直結しやすい為)

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

お客様はこれぐらいの事を考えている。
商品の説明や口コミなどの評価を
見ながら、頭の中で何十項目もあるチェックシートのようなものに「〇」と「×」をつけて、買うか買わないかを決めているのです。

自分の頭の中にある何十項目の「チェックシート」にはあるが、説明や口コミに掲載していないものが1項目もあれば、疑いを持ち「買わない」を選択するのです。

あなたでもそうではないですか?
例えば誰かに勧められた飲食店、行ってみたいなと思って口コミサイトを見る。すると、どこにも口コミが見当たらない、店の雰囲気がわかる写真がない、メニューと価格がない、地図がない、など、自分の欲しい情報がなかったとしたら、「行かない」という選択になるのでは?

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

お客様は常に減点項目を探している

何か商売をする時、経営者側は「満足」してもらおうと考えがちである。しかしそれは間違いである。なぜならお客様は「不満の解消」を考えている。端的に言うと「もっと」を買っているのである。
いま使っている商品は100点満点でない。だからもっといい商品はないか?もっと安いものはないか?もっと楽な方法はないか?などいろいろと考える。

例えば、自分の頭の中に50項目のチェックシートがあり、その中に「〇」と「×」をつけて、50点満点が最高点で、そこから「減点」していくのです。なにか「満足」したからといって、「加点」されるわけではない。51点52点となるわけではないのです。

お客様は、満足して加点するのではなく、満足しない部分で減点するのです。

だから、自分の商品が減点されないために、お客様が商品を買う時に「何を考えているのか?」を数多く考えておかなければならない。誰一人として同じチェックシートを持っているわけではないので100個でも200個でも考えなければいけない。そして減点されないために、それらの項目で「×」を付けられないように、説明を表記したり、Q&Aを作ったり、メール対応したりしなければいけない。

口コミで「3.3以上」の店にしよう、Amazon評価「4以上」のものを買おう、と思いますよね。5点満点以上の加点はできません。だからと言って5点満点のお店も商品もないのです。常にどこかに「不満」があるのです。その「不満の解消」をしているところが、5点満点に近づくだけなのです。

お客様が買う理由を常に考えて続けてください。

では、あの原山でした。

あなたは、お客様のことをどこまで考えていますか?

自分ではお客様の考えが浮かばない人のために

とはいうものの、なかなかお客様が考えていることが「思い浮かばない」という方もおられるのではないでしょうか?そんな方のために、常にお客様のことしか考えていない私が、お客様が考えていることを、あなたにお教えします。ここまで考えていなかったという視点が手に入ります。

ただし、その方のビジネスの根幹部分でありますので、有料となります。

  • あなたの業種で、お客様が商品の購入やサービスを受ける時、どんなことを考えているのか。50項目お教えします。(PDF)
  • お客様が考えていることを、自分で文字化するための、「ヒント」を掲載した雛形を差し上げます。(PDF)
  • お一人1業種で、3000円となります。
    低価格設定してますので、お一人で2業種以上には対応しません。

お客様が考えている事を有料で教えてほしいという方は、あの原山LINE公式アカウントのほうに「お客様の心理を知りたい」と、メッセージを下さい。

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