2025年3月25日配信

こんにちは、
「どうしてもあの人が嫌い」「あれを見るだけでイライラする」そんな風に感じたことはありませんか?
誰にでも苦手な人や嫌いなものはあるものです。
でも、その嫌悪感にずっとエネルギーを使い続けるのは、とてももったいないことです。
例えば、職場に苦手な同僚がいるとします。
相手の行動が気に入らず、つい目につくたびに「またあの人が…」と嫌な気分になる。
けれど、その同僚の存在自体が悪いわけではなく、周りには普通に接している人もいる。
つまり、あなた自身の心のフィルターが「嫌いな人」として相手を決めつけ、消耗しているだけなのです。
嫌いなものにフォーカスすればするほど、意識の中でその存在はどんどん大きくなります。
まるで虫眼鏡で一点を見つめ続けるように、どんどん拡大され、余計に気になってしまうのです。
逆に、意識を別のことに向ければ、いつの間にか気にならなくなるものです。
無駄にエネルギーを使わないための3つのヒント
1.「嫌い」と決めつける前に、一歩引いてみる
苦手な人や物に対して、無意識に「悪いもの」と決めつけていませんか?たとえば、あるジャンルの音楽が嫌いだと思っていても、よく聞いてみると意外と好きな部分があったり、苦手だと思っていた人と話してみたら、意外と気が合うこともあります。最初から「これはダメ」と決めつけるのではなく、一歩引いてフラットな視点で見てみましょう。また、なぜ自分がそれを嫌っているのか、一度考えてみるのも大切です。過去の嫌な経験が影響していたり、自分自身の未熟な部分が刺激されている場合もあります。嫌う理由を客観的に分析すると、「実はそこまで気にすることでもないかも」と思えるかもしれません。
2.「嫌うこと」にエネルギーを使わない
嫌いな人や物に執着して、気分を害し続けるのは、自分を苦しめる行為です。例えば、SNSで嫌いな芸能人の投稿をわざわざチェックして怒ったり、苦手な同僚の行動を監視してストレスをためたりしていませんか?その時間、まったく生産的ではないですよね。嫌いなものに意識を向けるより、自分が好きなことや楽しいことに目を向けるほうが、ずっと心が軽くなります。心理学的にも「選択的注意」という概念があります。これは、自分が意識を向けたものがより強く認識されるという現象です。つまり、嫌いな人の言動ばかりに注意を向けてしまうと、さらにその人の嫌な部分が目につき、どんどんストレスが増してしまうのです。逆に、意識的にスルーすることで、心の負担を減らすことができます。
3.良いところを見つける努力をしてみる
どんな人や物にも、良いところはあります。例えば、「あの人は苦手だけど、仕事は早い」とか、「この食べ物は好きじゃないけど、栄養価は高い」など、少しでもポジティブな側面を見つけると、嫌悪感が和らぎます。もしどうしても良いところが見つからないなら、無理に関わらないのも一つの方法です。特に、人間関係においては「相手の良い部分を見つける習慣」を持つことで、関係性が劇的に改善することもあります。たとえば、苦手な同僚の良い部分を探して意識的に評価するようにすると、不思議と相手の嫌な部分が気にならなくなることがあります。
嫌うことにエネルギーを使うのは、本当にもったいないこと。
意識を変えるだけで、日々のストレスは驚くほど軽くなります。
少しでも楽に、穏やかに生きるために、「嫌うこと」に時間を使わない選択をしてみませんか?
それでは、また次回お会いしましょう。
心からの応援を込めて。
元気が出ないときは、無理に頑張らなくていい。
・とにかく寝る。寝られるだけ寝る。
・余計なネガティブ情報はシャットアウト。
・どうでもいいタスクはバッサリ切る。
・人付き合いも最小限でOK。
・成長より、今は休むのが最優先。
・とことん自分を甘やかせ。
・重い決断は後回し。
・歩けるなら、少しだけでも歩く。
・今は反省より回復が先。
・休むことも、大事な仕事。
・で、また寝る。
今は無理しない。ただ、それだけでいい。
