不幸を武器にするのは、もうやめよう

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2025年3月28日配信

こんにちは、

「こんなに大変な思いをしているのに、誰も分かってくれない…」

「私はこんなに苦労してきたのに、報われない…」

そんなふうに思ったことはありませんか?

つらい経験をしていると、つい「自分の大変さを分かってほしい」「この苦労を認めてほしい」と思うものです。

でも、不幸を語り続けることで、状況が良くなることはほとんどありません。

むしろ、不幸を強調すればするほど、ますます不幸が必要になってしまいます。

例えば、職場や家庭で「自分はこんなに頑張っているのに、報われない」と訴え続ける人がいるとします。

周囲は最初は同情するかもしれません。

でも、ずっと不満を言い続けると、次第に「またか…」と距離を置かれてしまうことも。

不幸にとらわれずに生きるにの3つのヒント

1.「不幸な過去=今の自分」ではないと知る
過去にどれだけつらいことがあったとしても、それが「今の自分」を決めるわけではありません。例えば、貧しい家庭で育った人でも、努力して成功している人はたくさんいます。「私は不幸だから」と思うより、「ここからどうするか」に意識を向けることが大切です。

2.「不幸を語ること=成長ではない」と理解する
不幸を語ることで、一瞬の慰めや共感を得られるかもしれません。でも、それは「本当の前進」とは言えません。例えば、「昔、こんなに苦労したんだ」と過去の話ばかりする人と、「こんな経験をしたから、今はこう頑張ってる!」と未来に目を向ける人。どちらと一緒にいたいでしょうか?

3.「可哀想な自分」ではなく「乗り越えた自分」を見せる
同じ経験でも、それを「不幸自慢」として話すか、「成長の糧」として話すかで、周りの反応は変わります。例えば、「昔は大変だったけど、今はこんな風に変わったよ」と話す人には、応援や尊敬が集まります。自分の経験を、前向きな力に変えていきましょう。

不幸を武器にするのではなく、そこから得た学びや強さを、自分の「新しい武器」に変えていくことが大切です。

あなたは、どんな人生を生きたいですか?

不幸を抱えたまま立ち止まるのではなく、それを乗り越えて、もっと自由に、自分らしく生きていきましょう。

それでは、また次回お会いしましょう。

心からの応援を込めて。

   

後記

起業してから、何度も争いに巻き込まれた。
望んでいなくても、避けられないこともあった。
でも結局、「絶対の正義」なんて存在しない。
お互いが正義を主張する限り、永遠に平行線だ。
自分の正義は、無数にある正義のひとつに過ぎない。
だから、主張はする。でも、それが唯一の正解とは思わないようにしよう。