「自分だったら嫌だからやらない」だけでは足りない理由

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2025年8月16日配信

こんにちは、

今日は、人との関わりの中でとても大切な視点について、お話ししてみたいと思います。

「自分がされて嫌なことは、他人にもしてはいけない」――
これは小さいころから教えられてきた、大切な考え方ですよね。
相手の立場に立って考えることの大切さや、思いやりの心を育てる上でも欠かせない基本です。

けれど、大人になってさまざまな人と関わるようになると、ふとこんな場面に出会うことがあります。

たとえば、あなたは「はっきり意見を言われた方がありがたい」と感じるタイプだとします。
でも、相手は「ストレートな言葉に傷ついてしまう」タイプかもしれません。
このとき、「自分なら嬉しいと思うこと」を相手にもしてしまうと、思いがけず相手を苦しめてしまうこともあるのです。

また、たとえば「急な誘いでも、自分は気軽に応じられるから」と思って、友人をその日の夜に食事へ誘ったとします。
あなたにとっては何気ない誘いでも、相手にとっては「急すぎて困る」と感じるかもしれません。
結果的に、「自分なら気にしないこと」をしただけなのに、相手を不快にさせてしまうこともあります。

こうしたすれ違いは、決して悪意から生まれるものではありません。
むしろ、相手を大切に思っているからこそ、「自分だったら嬉しいことをしてあげたい」と思って起きてしまうのです。

だからこそ大切なのは、もう一歩踏み込んで、「相手にとって何が嬉しいのか」「相手が望んでいることは何か」に、意識を向けること。

心が通い合う関係をつくるための3つのヒント

①【相手の反応に敏感になる】
何気なくかけた言葉や行動のあと、相手の表情が曇ったように見えたら、「あれ?何か嫌だったかな?」と少し立ち止まってみてください。
相手の表情・声のトーン・しぐさから、実はたくさんのヒントが読み取れます。
自分の意図と、相手の受け取り方が違うと気づいたら、さりげなくフォローしてみましょう。

②【「自分と違う」前提で関わる】
「自分だったらこう思う」という前提を、少しだけ脇に置いてみると、人間関係がとてもスムーズになります。
「この人はどう感じるだろう?」「この人はどんなときに喜ぶのだろう?」と、相手の世界を尊重して想像すること。
たとえば、あなたが頑張って伝えたアドバイスでも、相手は「今は話を聞いてほしかっただけ」と感じていたかもしれません。
その違いを知ることで、思いやりがより深まります。

③【相手が喜んでくれた行動を覚えておく】
過去に「ありがとう」「嬉しい」と言ってくれたことを覚えておくと、それはあなたにとっての大切な財産になります。
たとえば、ある人が「そっと話を聞いてくれるのが救われた」と言っていたなら、次にその人と会うときは、アドバイスよりも耳を傾けることを意識してみましょう。
あなたの「わかってくれている」という姿勢は、相手にとってかけがえのない安心感になります。

人と関わるうえで大切なのは、正しさや正論ではなく、「その人にとっての心地よさ」を見つけてあげることかもしれません。
そして、それはあなた自身にも当てはまることです。
自分の心がどうしたら穏やかでいられるかを知っておくことは、人を大切にするためにも欠かせないことです。

相手の違いを認め、相手の喜びに寄り添える関係――
そんなつながりを一つひとつ築いていけたら、人生はもっと温かく、深いものになるはずです。

どうか今日も、あなたとあなたの大切な人が、心のぬくもりでつながれますように。

それでは、また次回お会いしましょう。

心からの応援を込めて。

   

後記

裏切られた。失敗した。絶望した。そんな経験をして、「終わった」と思ったかもしれない。
でも本当に終わる人は、そこで立ち止まった人だけだ。
どん底は、ただの通過点にすぎない。
本気で這い上がった人間ほど、むしろその経験をバネにして一気に伸びる。
成功者の多くは、例外なく地獄をくぐってる。
だから今が苦しくても、「ここからだ」と思えるかどうかで未来は変わる。
逆境は、不運じゃない。新しいステージに進む入口だ。