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お互いに気持ちが良くなる天気と季節のあいさつ

あの原山 語彙力 原山友弘

いいお天気ですね

特に話題がない相手との挨拶には最適です。
この表現は、年間を通して、日差しがある日であればいつでも使えます。
一方で、雨の日には、「あいにくのお天気で」と言うのが一般的であり、曇りや雨が交互にやんだり降ったりするような日には、「はっきりしないお天気ですね」というフレーズがよく使われます。

あいにくのお天気で

旅行や運動会など、晴れてほしいと思うイベントで雨が降った場合に使われます。
「楽しみにしていたのに、あいにくのお天気で残念ですね」というように、気持ちを表現するのに使われます。
また、近所の人とすれ違った場合には、相手の予定が分からなくても、「あいにくのお天気ですね」と挨拶代わりに使うこともできます。

ひと雨来そうですね

曇りがちで、雨が降り出しそうな時に使われます。
特に、急に雨が降りそうな時によく使われます。
また、蒸し暑い時には、「これでひと雨来ると、涼しくなりますね」と言っても良いです。
ただし、梅雨や毎日雨が降っているような時には、少し不適切な場合もあります。

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けっこうな、おしめりですね

春から夏にかけて、久しぶりに降雨があったときに使われる挨拶の言葉です。
「おしめり」とは、乾燥していた地面を程よく湿らせる雨のことで、雨が降ることで、暑さが和らぎ、ほこりがおさまり、作物が青々と育つことを喜ぶ意味があります。
ただし、どしゃ降りの時や雨が長く続いている時には使われません。

ようやく寒さがゆるんできましたね

春の訪れを感じはじめる3月初めごろに使われる挨拶の言葉です。
春一番が吹き始め、暖かくなってきたことを喜ぶ気持ちを表現します。
また、梅が開花し始めた頃には「梅がほころびはじめましたね」というフレーズや、春一番が吹いた後には「春一番が吹きましたね」というフレーズも、春の挨拶の定番となっています。

ずいぶん蒸しますね

梅雨時期や夏など、湿度が高くジメジメしているときに使われます。
本当は「蒸し蒸しして、嫌ですね」という感覚を表現したいところですが、ネガティブな表現を避け、不快な気分をあからさまにしないように配慮した表現となっています。

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いつまでも暑いですね

残暑の時期に用いられる時候の挨拶。暦の上では立秋(8月7日頃)であっても、八月前半に使うのは適切ではない。
近年は、地球温暖化の影響により、九月になっても暑さが続くことがあるので、「いつまでも暑いですね」「もうすぐお彼岸なのに、暑い日が続きますね」というように表現すると良い。

過ごしやすくなりましたね

暑い季節が過ぎ、少しずつ涼しくなってきたときに使うフレーズです。
日中はまだ暑いですが、「朝晩は過ごしやすくなってきましたね」というように、時間帯によって適した表現があります。また、寒さが和らいできた季節には、「しのぎやすくなってきましたね」という表現も使われます。

めっきり涼しくなりましたね

秋の半ば以降、気温が急に低下し、寒さをはっきり感じるようになったときに使われる挨拶です。
また、「秋も深まってまいりましたね」「紅葉の色も鮮やかになってまいりましたね」「吐く息もだんだん白くなってきましたね」といったフレーズも、この時期によく使われます。

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冷え込んできました。もう立冬ですね

「立冬」は二十四節気の一つで、十一月七日ごろに訪れます。
この時期から、朝晩の冷え込みが強くなってくるときによく使われます。
また、「日増しに寒くなってきますね」「風が冷たくなってきましたね」といったフレーズも、晩秋から冬のはじめにかけての定番となっています。

○○の季節になりましたね

「桜の季節になりましたね」など、季節や年中行事を表す定番の挨拶フレーズです。
「新緑の季節になりましたね(五月)」「紅葉が美しい季節になりましたね(十月、十一月)」「ひなまつりおめでとうございます(三月)」「入学おめでとうございます(四月)」「初鰹が美味しい季節になりましたね(五月)」「ふぐが美味しい季節になりましたね(十二月、一月)」など、季節や行事に応じて適切なフレーズが使われます。

桜前線もだいぶ北上してきているようですね

桜前線は、地方ごとの桜の開花日をつないだ線。例年通りであれば、三月下旬ごろ九州南部に上陸し、北海道まで順次北上していく。
この桜の開花時期に合わせて、春が訪れることを祝う挨拶の言葉が使われます。
「そろそろお花見の時期ですね」「桜のつぼみが膨らんできましたね」なども同様です。

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日が長くなりましたね

冬至(昼がいちばん短くなる12月22日頃)を過ぎると、日が徐々に長くなっていく。実際に日没が遅くなるのを感じはじめるのは、二月下旬ごろ。そのころから三月にかけて、よく使われる挨拶です。おもに夕刻、知人と出会ったときに使われ、午前中には使われません。

日の暮れが早くなりましたね

秋の始まりによく使われる挨拶です。
秋の太陽は「秋の日は釣瓶落とし」と表現されるように、夏場とは違ってあっという間に沈んでしまいます。
このことから、「日が短くなりましたね」や「あっという間に暗くなりますね」などもよく使われるフレーズです。

一年はあっという間ですね

年末や、個人的な節目として一年を振り返るときによく使われる言葉。
年が明けたばかりだと感じていたのに、もう年末になってしまったと感じることから、時の経過の速さを感じさせる表現。新年を迎える前後に使われることが多い。

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いよいよ、おし迫ってきましたね

年の瀬が迫り、忙しくなってきたことを伝えるフレーズ。
「いよいよおし迫ってまいりました。あと十日で今年も終わりですね」「おし迫ってきましたね。そろそろ正月の準備を始めませんと」といったように使われる。

よいお年をお迎えください

年末のご挨拶として、今年一年のお礼を述べた後、来年が皆様にとって良い年になるように願いを込めて用いるフレーズ。
通常は、人との別れ際には「さようなら」ですが、年末は「今年一年、大変お世話になりました。
それでは皆様、よいお年をお迎えください」などと用いられます。

 

 

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