着れる服から着たい服へ【潜在意識ダイエット】

vol.539│満足度を上げることよりも、不満の排除を優先させる。

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今日のひとこと vol.539

準備が素晴らしい人は結果も素晴らしい
どれだけどんな準備をできるのかで
結果は大きくのです

セミナーやイベントを開催するとき
多くの方が「満足してもらう」ということを考える。

でも私の場合は「満足してもらう」ための準備はあまりしない。
なんならそこに重点を置いていない。

なぜなら「満足」だけでは「リピーター」にはなってもらえないから。

どういうことか

例えば、美味しい料理屋さん

料理屋なら「満足してもらおう」と、腕をふるおうとする。
確かに料理はおいしかった。

でも
店員の態度が悪かったとしたら
見合う価値の価格でなかったら
店がやたらと汚かったら
騒ぐ客がいても何の対応もしてくれなかったら
なかなか注文を聞きに来なかったら
なかなか料理が出てこなかったら

あなたは、もう一度行きたいと思いますか?

逆に
料理は、そこそこ美味しい
でも、店員の態度がめちゃめちゃいい
お店の雰囲気がめちゃめちゃいい

あなたは、もう一度行きたいと思いませんか?

料理の「美味しさ」で、「満足してもらおう」と思うと
1度食べた料理というものは、舌が慣れて「美味しさ」の感じ方が変わるもので
さらに「美味しいもの」を食べたくなります。
お店側は、常に腕を上げ続けなければいけません。

そんなものには限界が来るものです。
そして「昔のほうが美味しかった」と言われ、客が離れていくのです。

お客様は「不満」を感じたら、来なくなるのです。
ほんの些細な「不満」で、来なくなるのです。

だから私のセミナーでは
「不満」に思うようなことを排除するようにしているのです。

例えば、大人数のイベントの時などでは
受付で並ぶのが「不満」と思われるのであれば
前もって色分けされた入場パスを発送し、受付をなくしてしまう。
入場パスの監視だけしておけばいいのです。

参加者が、スマホで写真を撮りまくり
シャッター音で他の方が「不満」と思われるのであれば
シャッター音をさせないカメラアプリしか使ってはいけない
シャッター音をさせた場合は退場してもらう。
と前もって告知しておけば問題はおこらない。

たとえセミナーやイベントの内容が良かったとしても
ちょっとした「不満」で、次来てもらえないのです。

満足度を上げることを優先するよりも
不満と思われるようなことを徹底的に排除する
そういう「準備」が、本当は必要なのです。

 

 

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