親近感を持ってもらえる社交辞令のフレーズ/お店で、街で……相手と微妙な「距離」をとる言葉

語彙力-あの原山
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親近感を持ってもらえる社交辞令のフレーズ

いつまでも、お変わりありませんね

年輩の人が、いつまでも元気なさまでいることを喜んで使うフレーズ。久しぶりに会った親戚のおじさんや、学生時代の恩師などが、めっきり老け込んでいることもあるが、そんなときもとりあえず口にしておきたい。本人が老いを自覚していないこともあるし、白覚していても「変わらない」と言われるのはうれしいもの。

その後いかがですか

以前、会ったことのある相手と、久しぶりに再会したときに用いるご機嫌伺いの言葉。前回、体調の話をしたなら「その後、体調はいかがですか」、趣味のゴルフの話をしたなら「その後、ゴルフのほうはいかがですか」などと言えば、前回会ったときの話を覚えていることをアピールできる。

最近、お仕事のほうはいかがですか

あまり親しくない親戚や近所の人と話をするとき、共通の話題が見つからないことがある。そんなとき、場をもたせるのに便利なフレーズ。漠然とした聞き方なので、相手は話したくなければ適当に答えるだろうし、話したければ具体的な内容を話すはず。

近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください

引っ越しのあいさつで用いる定番フレーズ。とくに手紙やハガキでの通知に、よく用いられる。さらっと述べておけば、相手も社交辞令ととらえるので、実際の訪問にはいたらない。

その節は、お世話になりました

ごちそうになったり、仕事で世話になったとき、その場でお礼を述べるのは当然のこと。次回会ったとき、もう一度感謝の気持ちを伝えておくと、ぐんと好感度が高まる。お世話になって日が浅い場合は、「このたびは、お世話になりました」と言えばよい。

その節は、たいへん勉強になりました

取引先など、目上の人から苦言や小言をもらったとき、後日、言っておきたいフレーズ。苦言に対する感謝の気持ちを表すと同時に、「言いすぎたかな」と不安に思っている相手を安心させる効果もある。なかなか会う機会がない場合、手紙やメールで使うのも手。

当日は、よろしくお願いいたします

パーティや異業種交流会などに出席するとき、招待状の「出席」に丸を付けると同時に、肉筆でひと言添えておくと、丁寧な印象になる。「当日は、よろしくお願いいたします」「当日は、お世話になります」といったフレーズで、幹事をねぎらう気持ちを伝えられる。

いずれ改めてお礼に伺います

仕事で格別の便宜を図ってもらったとき、内容によっては、改めてお礼しなければ失礼にあたることがある。そんな場合は、とりあえず感謝の言葉を述べたあと、こう言っておくといい。

これにこりずに、またよろしくお願いします

何かを手伝ってもらったときなどに用いる社交辞令。たとえば、スポーツ大会の手伝いなど、プライベートなイベントでお世話になった相手に、「おかげさまで本日はとどこおりなく進行しました。これにこりず、またぜひよろしくお願いします」などと用いるといい。ただし、自腹を切らせるなど、かなりの負担をかけた場合は、失礼になる。

たまには、おつきあいください

多忙な人に、とりあえず親愛の情を示しておく言葉。実際にいまは誘わない場合でも使える。「今度、久しぶりにいかがですか。お忙しいでしょうが、たまにはおつきあいください」などと用いる。

ご活躍との噂を伺っております

風の噂で、何となく動向を知っている相手に、お世辞をこめて用いるフレーズ。「お久しぶりです。独立してご活躍との噂を伺っております」などと用いる。まったく噂を聞かない場合や、悪い噂しか聞かない場合は、嫌味に聞こえかねないので使わないこと。

いいことを教えていただきました

上司や取引先などから、役立つ情報を聞いたときに用いるフレーズ。「いいことを教えていただきました。さっそく試してみます」「いいことを教えていただきました。勉強になります」などと用いる。すでに知っている情報でも、こう言って知らなかったふりをして、相手を立てるのが大人の態度というもの。

お懐かしゅうございます

長らく会っていなかった目上の人に対し、感慨を込めて用いる。やや時代がかった言い回しなので、使う場所や相手によっては滑稽になるが、何十年ぶりに会う恩師やお世話になった人など、高齢の人に用いると、こちらの喜びをより感慨深く伝えられる。

いつもうちの○○がごやっかいになりまして

自分の子どもがお世話になっている先生などに対し、保護者としてお礼を述べるときのフレーズ。「お世話になりまして」より「ごやっかいになりまして」というややくだけた表現のほうが親密な雰囲気を演出できる。

お店で、街で……相手と微妙な「距離」をとる言葉

見ているだけですから。ありがとう

商店で、一人で商品を見たいときに、使えるセリフ。店員が声をかけてきても、「見ているだけですから。ありがとう」といえば、一人にしてもらえる。ほかにも「じっくり見させていただきたいので」「いろいろ、見てから決めたいので」などと言ってもいい。

同席させていただいてよろしいですか

飲食店で相席させてもらうとき、先客に対してかけるひと言。「ここ空いてますか?」と言っても意味は通じるが、「すみません、同席させていただいてよろしいですか」と言うほうが、感じがよい。

申し訳ありません。大丈夫ですか

電車の中で、うっかり他人の足を踏んでしまったときなどに使えるひと言。たとえ不可抗力であったとしても、踏まれた方の気持ちになって謝るのが、大人の礼儀。無視したりせず、「ごめんなさい、大丈夫ですか」「申し訳ありません」と素直に謝りたい。

お呼び止めいたしまして申し訳ありません

歩いている人に道を尋ねるときなどに、「すいません」と声をかけたあとに用いる語。こちらの都合で相手の足を止めたり、手を休ませるのだから、丁寧な物言いが大切。それから、「少々お伺いしますが」などと言って、質問を切り出す。

すいません。ちょっと通していただけませんでしょうか

歩行中、人だかりで前に進めないときの常套句。見知らぬ人に場所を移動してもらうのだから、丁寧な言葉づかいが大事。相手が非常識な場所で止まっている場合でも、「ちっとどいて」「邪魔だよ」などと、ぞんざいに言うのは、トラブルのもとなので避けること。

あの原山

あの原山

 
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