相手の自慢話に効くあいづち/話を引き出すのに効果的なあいづち

語彙力|あの原山|一生モノの最強スキル
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相手の自慢話に効くあいづち

よかったですね

自慢話に対する定番のあいづち。相手が自慢げだったり、何度も聞かされた話だと、つい皮肉の一つも言いたくなるものだが、それでは反感を買いかねない。内心ではムッとしていても、一緒に喜ぶ姿勢をみせるのが、大人の振る舞いというもの。

それは何よりです

子どもが有名大学に受かった、良縁に恵まれたなど、身内の自慢話をする相手に使いたいあいづち。聞くほうにはどうでもいい話でも、話し手にとっては何よりもうれしい話なのだから、その気持ちを察して応じるのがベター。

うらやましいですねえ

人は、自慢話をするとき、単に話したいだけでなく、「うらやましがってほしい」と思っているもの。そんな相手には、何より効果的なのがこのあいづちである。ただし、多用すると卑屈な印象を与えたり、やっかんでいると思われかねないので、何度も使わないこと。

それは、それは

自慢話に対して、ことさら驚いて見せたいときに用いるフレーズ。たとえば、相手がよりおもしろがらせようと誇張して言っているとき、こちらも大げさにうなずきながら言うと、場をいっそう盛り上げられる。

さすがですねえ

相手の自慢話を聞くとき、敬意を表すあいづち。「よくご存じですね。さすがです」「さすが○○さん。目のつけどころが違いますねぇ」などと具体的にほめれば、相手により大きな満足感を与えられるはず。

素晴らしい!

相手の自慢話を聞いているとき、「ここぞ」というところで使いたいあいづち。「へえ」「なるほど」など、同じようなあいづちばかりを使っていると、真剣に話を聞いているという印象を与えられない。そこで、相手の話がクライマックスを迎えたと思えるところで、「素晴らしい!」と称賛のあいづちを送ると、真剣に聞いていることを伝えられ、同時に相手に満足感を与えられる。

すごいですねえ

相手の自慢話を聞くとき、いかにも感心していることを示すためのあいづち。自慢話を聞くときは、この「すごいですねえ」と前項の「素晴らしい!」を繰り返すだけで、たいていの場合、話し手を満足させられるもの。

それはようございましたね

楽しかった話やうれしい話を聞くときに使うといいあいづち。相手の気持ちに共感を示
すことで、相手をよりいい気分にさせられる。なお、素っ気なく「それはようございまたね」と言うと、かなり嫌味な言葉になるので、要注意。ただし、「もうその話を終わらせてほしい」という意思表示には使える。

話を引き出すのに効果的なあいづち

と、おっしやいますと

相手が言葉を濁したり、抽象的な言い方をしたときに、続けて使うフレーズ。たとえば、相手が「あちらも、いろいろとあるようですよ」などと、何か面倒が起きていそうな口ぶりのときに、「と、おっしやいますと」と応じれば、相手はより具体的に話しやすくなる。

なるほど

人の話に対するあいづちの定番。納得できない話であったとしても、はっきり同意したわけではないので、こう応じておけば間違いはない。相手も、積極的に肯定されたわけではないにしても、何となく同意されたように感じて、少なくとも不快には思わないだろう。

ほう、そういうものですか

上司や先輩などからウンチク話を聞かされたときに、使うと便利なあいづち。「いやあ、知りませんでした」というよりも、話題に関心を抱いている印象を与えるので、相手はより気持ちよく続きを話すことができる。

いやそれは、おもしろいですね

いまの話題について、相手にもっと話してほしいときに使うあいづち。「おもしろい」という言葉に、相手は自分の話を肯定された気分になり、もっと話したい気持ちになる。真面目な話で「おもしろい」が使いにくい場合には、「興味深いお話ですね」と言いかえればいい。

それからどうしたのですか

相手の話をさらに引き出したいときに用いるフレーズ。話し手は、聞き手が自分の話を退屈に思っていないか、不安に思っているもの。「それから?」と水を向ければ、相手はより気分よく話すことができる。

共感していることが自然に伝わるあいづち

まったくです

相手の言うことに、深い同意を表したいときに使うあいづち。「まったく」には「完全に」という意味があるので、相手の話をすべて肯定しているという印象を与えられる。さらに深く同意したければ、「まったく、おっしゃるとおりです」「まったく、ごもっともです」と言えばいい。

お察しします

仕事やプライベートの愚痴を聞いたときのあいづち。とりわけ酒の席では、安易に「そのとおりです」「わかります」などと言うと、相手によっては「お前に何かわかる」とからまれかねない。殊勝な顔つきで「課長のご苦労、お察しします」などと言っておいたほうが無難だ。

そう考えるのも当然だと思います

悩みを口にするとき、人はその人なりにどうすればいいか、解決法を考えていることもある。その方法が多少おかしく思えても、まずは「そう考えるのも当然ですね」と肯定したい。本人なりに真剣に考えた結果なのだから、頭から否定するのは相手を傷つけることになる。

わかりますよ、その気持ちは

愚痴を聞くとき、話し手に非があると思っても、まずはこう言っておきたいフレーズ。「気持ちはわかる」と言われると、話し手はとりあえず気分を晴らせる。話し手は、問題の解決法よりも、不満のはけ口を求めているのだから、その気持ちを察して、こう応じておけばよい。

それはさぞ、お困リでしたでしょう

悩みを相談されたとき、まず大事なのは相手に同調するということ。「それはさぞ、お困りでしたでしょう」と気持ちをこめて言えば、相手は「この人は味方だ」と思ってくれる。「この人になら話してもいい」と心を許すようになるので、より具体的な話を聞きやすくなる。

ご苦労なさったんですね

上司や先輩など、目上の人が苦労話をはじめたとき、話を早く切り上げてもらうために使うといいあいづち。相手の苦労に共感していることを伝えつつも、具体的な話にまでは立ち入らない態度を表せば、相手を満足させつつ、話を早めに切り上げさせることができる。

がっかりですね

相手の失敗談や残念な話を聞くときに使うといいあいづち。話し手の気持ちに共感することで、相手をなぐさめられる。失敗の原因が相手にあっても、下手なアドバイスは、機嫌を損ねるもと。あまり親しくない相手には、その感情に共感するぐらいでちょうどいい。

なるほど、一理ありますね

相手が何か提案してきたとき、それがつまらない案でも、一蹴したのでは相手に不快感を抱かせる。以後、「何を提案しても無駄だ」という無力感を抱かせることにもなりかねない。採用しない場合も「なるほど、一理ありますね」「おもしろい発想ですね」と肯定的なフレーズを使えば、相手のモチベーションを損なうことなく、「もっといい案を出そう」と思わせることができる。

話題を振るときの前置きの常套句

手前味噌で恐縮ですが

自慢話になりかねない話の前置きとして使うフレーズ。まず恐縮して見せることて、相手が鼻白むのを予防できる。一方、「自慢話に聞こえるかもしれませんが」というのは、同じ趣旨であっても、やや嫌味に聞こえる。

じつは私にもうれしいことかありまして

これも、自慢話に聞こえかねない話をするときに使うフレーズ。相手の自慢話やうれしい話をひとしきり聞いたあと、「じつは私にもうれしい話がありまして」と切り出せばよい。相手も、自分が自優話をしたあとであれば、好意をもってこちらの話を聞いてくれるもの。

こんなことを話すと、笑われるかもしれませんが

悩み話を打ち明けるときに、使うといいフレーズ。悩みごとは、自分にとっては深刻でも、他人からはくだらなく思えることが少なくない。事前に「笑われるかもしれませんが」と客観性を示したほうが、自分なりの悩みの深刻さを伝えられることが多い。

いまとなっては笑い話ですが

過去の失敗談をするときに用いる定番フレーズ。「いまとなっては笑い話ですが」と言って、若いころの失敗談などを話すと、場がなごみ、相手との距離を縮めることができる。

あの原山

あの原山

 
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