今日のひとこと vol.445
プラス思考とマイナス思考の違いは
「なぜ?」という質問を
プラスに使っているのか、マイナスに使っているのか
ただそれだけの問題
私は全国でセミナーをしてきましたが
その中でもよく言われることがあります。
「田舎だから」「地方だから」集客が難しい。と
「田舎だから」「地方だから」値段を上げれない。と
地方だから集客できない
地方だから値段を上げれない
無人島で、お店を開くとでもいうのならわかるが
そんなものは言い訳にすぎず、単にマイナス思考なだけである。
地方だから集客できない、地方だから値段を上げれない
と言うなら、だったら都会に引っ越せばいい
都会でなら成功するというのなら、都会に行けばいい
そこに住むと決めたのは、自分自身である。
自分で決めたのなら、そこで何とかなるように考えればいい
プラス思考で考えればいい。
私のセミナー、都会で開催しても、地方で開催しても
価格は同じ、少し高めです。
それは、お客様に対して価値を守るため。
仮に、神戸での開催は15000円
鹿児島での開催は、地方だから安くしないと参加者が集まらないかもしれない
だったら、価格を5000円にしよう。
地方だから安くする。そういう方も多くおられます。
でもそれは、鹿児島の人は低所得だから値段を下げる。
鹿児島の人は15000円の価値がわからないから値段を下げる。
と、鹿児島の人を馬鹿にしたようなものです。
また、神戸の人には、5000円で開催できる内容なのに15000円も取るって
われわれをカモにしている。と思われてしまいます。
日本の中において、1円の価値は、沖縄でも北海道でも東京でも一緒です。
それを住んでいる所で価値を変えてしまう。
それは、お客様を馬鹿にした行為です。
自分が自信がないだけで価格を上げられず
価格を安くしないと来てくれない。とマイナス思考で考えただけ。
どうすれば、高価格でもお客さんが喜んでくれるのか。
そのことをプラス思考で考えていないだけ。
私が住んでいる「神戸」
私はお陰様で集客に困ることはめったにない
でも多くの方が、神戸では集客に困っている。
それはなぜか
神戸の街の特性でもある山に囲まれた街
神戸の中心地、三宮駅から10分北に歩けば山の中、10分南に歩けば海の中
西に行けば、山と海との距離がさらに狭まり、西隣の街は、高級住宅地「芦屋」
東に行けば山が海までせり出し、車と電車がやっと通ることができるほど。
陸の孤島状態なのが「神戸」なのです。
いくら地方だと言っても、周りに街がない。そんなところなかなかないですよ。
神戸で開催をして、集客できず。2度と開催しない人も多く
そんな人たちは、神戸は集まらない、というマイナス思考。
でも私は、神戸で集客できてます。
それはなぜか「神戸の人に来てもらう」という考えから
「全国から神戸に来てもらう」という考えに変え
どうしたら全国から神戸に来てもらえるのだろうかと考えました。
昨年3月には、全国から240名が集まるセミナーを開催し
そのうち200名が、神戸以外の人、また150名が神戸に宿泊
神戸の人だけを集めていたら、神戸に宿泊150名の経済効果は生まれていない。
また、昨年は、札幌、秋田、宮崎、鹿児島、高松などの
地方都市でセミナーをしました。
どの地域でも15000円以上の参加費とし
どの地域でもその価格でのセミナーはこれまでやっていない。とも言われました。
でも、すべて満席。主催していただいた方のお力も大いにありますが
15000円以上の参加費でも集客できるということです。
でもそれは「原山さんのセミナーだからでしょ」と言われるかもしれませんが
それは違います。
どの地域でやったセミナーも「あの原山さんが来る」ということは
一切看板にしてはいけない。原山という商品を宣伝してはいけない。
という条件の下での開催でした。
そのセミナーに参加をしたら、どんな価値が得られるのか
そこだけを前面に出し、単に講師として、原山が喋る。というセミナー。
地方だから集客できない
地方だから値段を上げれない、で終わられてはいけない。
集客するために、どうしたらいいのか。をマイナスで捉えると
価格が安いほうがいい、になってしまいがちになります。
ではなく
お客様が喜ぶために、どうしたらいいのか。
お客様がより幸せになるためには、どうしたらいいのか。
をプラスで考えて下さい。
あなたは、幸せを、低価格で手に入れたいですか。
あなたは、幸せを、価格を選んで決めますか。
あなたは、幸せを低価格で選ぶ人を対象にビジネスをしているのですか。
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