「思い通りにしたい」のは現実的ではないよ 心を流れにゆだねるレッスン

マスター認定コーチ あの原山
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💔ねえ その「絶対イヤ」という名のブレーキ、疲れませんか?

「自分の思い通りにしないと気がすまない」
「思い通りにならないとイライラする」
「思い通りにならないと、すべてがイヤになってしまう」

こんな激しい感情の波に、心が飲み込まれてしまうことがありますか。あなたの心の中には、まるで精巧な時計のような完璧な青写真があり、その設計図通りに物事が進まないと、大きな不満という名の警報が鳴り響いてしまうのですね。

そんなに力の限り、あなたの思考が描く通りに物事は進まないのが、この世界です。きっと、思い通りにならないことで気分が乱れてしまうあなたは、「まあ、いいか」と大らかに手放すことが苦手な人なのでしょう。コントロール欲が、あなたの心の安定を脅かしている状態です。それは、常に緊張しているようなものですから、心身ともに疲弊してしまうのは当然です。

👑思い通りにしたい願望の裏にある、無意識の期待とラッキーの追い風

思い通りにしたいという強い考えが根付いている人は、もしかしたら過去の人生で、多くのことを自分の力でコントロールできてきたのかもしれません。

小さい頃から何でも好きなことができて、希望通りの学校に行くことができて、周りの人からのサポートもバッチリあって、第一希望の会社に就職できて、素敵な人と結婚をして、夢に描いたような人生を歩んできたのでしょうか。

もし、そんな人生を歩んできたのであれば、今まではラッキーという名の追い風が、あなたに絶えず吹いていたのでしょうね。もしくは、「私はそれなりに努力して、すべてを手に入れてきたのよ」と言う人もいらっしゃるでしょう。それは素晴らしい努力です。努力の末に結果を手に入れる力は、あなたの大きな才能です。

でも、良く考えればわかると思いますが、世の中すべてが思い通りになっている人なんていません。たとえどんなに成功している人でも、人生の歯車は必ず予期せぬ方向へと動きます。思い通りにならないことこそが、人生の共通言語であり、深みと面白さを与えてくれるスパイスなのです。

😟その不満は、心のコップに溜まる濁った水だよ

あなたの不満は、まるで心のコップに溜まる濁った水のように、あなたの楽しさを奪っていませんか。

「子どもの成績が上がらない。私の努力が足りないのか」
「毎日努力しているのに、子育てが上手くいかない。計画通りにいかない」
「家事も仕事もスケジュール通りにこなしたいのに、全然上手くいかない」
「夫や子どもが、自分の思った通りに行動してくれない。なぜわかってくれないの」

こんな不満を抱えてしまっていては、心から楽しいと感じる瞬間が少なくなってしまいますよね。あなたは、人生という名の劇場で、脚本家であり演出家であり主演女優を一人で兼任しようとして、息苦しくなっていませんか。その重い役割を、少し手放すときが来たのです。

🗝️「人は物ではない」 心を解放する真実と協調の必要性

最も大切な真実、それは、人は自分の思い通りにはならないということです。

思い通りにしようと思うことこそが、心の疲労の原因であり、間違いなのです。

人は物ではありません。あなたと同じように感情や思考があります。それはその人自身のものであり、あなたのものではないのです。他人の心は、あなたの手のひらに乗せてコントロールできるおもちゃではないことを、深く理解しましょう。

心理学では、「他人と過去は変わらない、だから自分が変わること」とよく言われます。これは敗北や諦めではなく、心の自由への鍵です。自分を変える力こそが、最も偉大なコントロール力なのです。

💡心の舵を切り直す思考の転換術:行動と受容のバランス

自分の思い通りにしたいと思うのであれば、まず自分から行動して、「こうあってほしいな」ということを相手に誠実に、愛をもって伝えることが大事です。それは命令や非難ではなく、希望を伝えるコミュニケーションです。

もしそれがだめでも、すぐにイライラしたり、がっかりしたりせずに、心の重心を柔軟に移動させましょう。

「まあ仕方がない。様子を見てまた言ってみよう、行動してみよう」
「これは宇宙からの新しい提案だと思って、違う道を試してみよう」

というように、思考を転換するのが心の平和を保つコツです。

また、自分自身の行動や能力に対しても、完璧な期待を手放しましょう。

  • いつも上手くいくわけがない。上手くいくときがあればそれでいい。成功は時々訪れるご褒美だと思えばいい。失敗は道の途中にある石ころのようなもの。
  • まあ、いいか。次はもっと工夫してやってみよう。失敗は修正のための貴重なデータよ。

という大らかな考え方に変えたほうが、結果、自分の理想に無理なく近づけます。

期待した通りにできたり、できなかったりするから人生楽しいのです。自分の型にあてはめた予測可能な人生ばかりじゃ、つまらないですよ。少しは、「こんなこともあるさ」と楽しむ余裕が持てればいいですね。

自分の思い通りのわかっている未来より、向かっている方向が自分にとっての幸せにあっていればいいのです。

🧭内省を深める:コントロール欲の根源を探る

あなたの心に根付く「思い通りにしたい」という強い欲求は、どこから来ているのでしょうか。このコントロール欲は、あなたの過去の経験や無意識の不安から生まれているかもしれません。まるで深海に沈んだ宝箱のように、その根源を探ってみましょう。

以下の質問を、あなたの心の鏡に映し出してみてください。これは、自己理解を深めるための大切なステップです。

  1. 「思い通りにならないこと」に対して、あなたが一番恐れていることは何ですか?(例:自分が無力だと感じること、周りの評価が下がること、未来への不安)
  2. 誰か(または何か)をコントロールできたとき、あなたはどんな気分になりますか?(例:安心感、優越感、自分の価値を再確認)
  3. もし、今日一日の出来事を全て他人に任せてみたとしたら、あなたの心は不安でいっぱいになりますか? それとも解放感を感じますか?

このコントロール欲は、実は「不安」を打ち消すための手段として発達した心の防御システムかもしれません。すべてを把握し、予測可能にしておくことで、不測の事態から自分を守ろうとしているのです。しかし、それは心を緊張させ、喜びを感じる感受性を鈍らせてしまいます。

🛶人生を「川下り」として捉える:流れを楽しむ余裕

人生を「川下り」だとイメージしてみましょう。あなたは、自分のボートのオールを握っています。

「思い通りにしたい人」は、水面が常に静止し、流れも風もないことを求めます。そして、少しでも予期せぬ流れや岩があると、激しくオールを漕ぎ、怒ります。しかし、川は生き物です。予測不可能な流れこそが川の醍醐味です。

「心の余裕を持つ人」は、向かっている方向(例えば「幸せな家庭」や「充実した仕事」)が合っていれば、途中の小さな波や迂回を楽しむことができます。オールは握りしめず、流れという名の宇宙の采配に信頼を置いて、柔軟に舵を切るのです。

自分の型にあてはめたわかっている未来ばかりじゃ、つまらないですよ。こんなこともあるさと楽しむ余裕が持てれば、あなたの人生は冒険に変わり、何倍も豊かになります。

🌟心を変えるための具体的な行動プラン

心を自由な状態へと導くための具体的なアクションを試してみましょう。

  1. 「許容ゾーン」の拡大練習:
  • 意識的に「80点」を許す: 完璧にしたいと思っている家事や仕事のタスクを一つ選び、意図的に20%手抜きをしてみましょう。そして、「これで十分、上出来!」と自分に優しい言葉をかけます。「まあ、いいか」という魔法の言葉を心の定型文にしましょう。
  1. 他者の「独自性」の観察日記:
  • 夫や子ども、職場の人が、あなたの期待通りに行動しなかったとき、イライラする代わりに、彼らの「独自性」を客観的に観察してみましょう。「なぜそうしたのか」を尋ねてみるのもいいでしょう。彼らの「思い通り」が、あなたとは違うことを発見し、尊重する練習です。
  1. 制御不能なことのリスト作成:
  • 紙に、「自分がコントロールできること」(例:自分の行動、自分の努力)と、「自分がコントロールできないこと」(例:他人の感情、天候、過去、株価)を書き出します。
  • そして、「コントロールできないこと」のリストを優しく見つめ、「これは宇宙に任せよう」と手放す儀式を行いましょう。コントロールできないものにエネルギーを注ぐのをやめれば、あなたの心は一気に軽くなります。

あなたは、自分の人生という名のボートを、力任せに漕ぐことをやめ、風と流れを読んで優雅に進むことができます。心の自由は、コントロールを手放した先にあります。

あなたの心が、穏やかな海のように安らぎますように。私にはいつでもあなたの心の嵐を打ち明けてくださいね。 → コチラ

 
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