愚痴を言えずに爆発しそうになってしまうあなたへ
人は、ついつい愚痴を言いがちです。
それも会話の楽しみだったりします。
あまり愚痴ばかり多いのも困りますが
話せる人には愚痴を言って発散するのも、いいストレス解消です。
もちろん、聞くほうは大変ですので〝ほどほどに″してくださいね。
「愚痴は言わない」というタイプには、二通りあります。
一つは、愚痴を言わなくても、自分自身で上手に解消できるタイプ。
このタイプの人はきっと、周りからも慕われて、しっかり者で誠実な人でしょう。全く問題ありません。
心配なのは
愚痴や不満を言えずに、自分ひとりで我慢してしまうタイプ。
このタイプの人は、少しずつストレスが溜まり
ときどき爆発してしまうことがあるのではないでしょうか。
「愚痴は言うべきでない」
「言うのはみっともない」
「私はそんなくだらない愚痴を言う人間ではない」と考えてしまう
生真面目でちょっとプライドが高い人なのかもしれませんね。
愚痴を言わないのは、いいことです。
ただし、言いたいのにどこにも発散することができず
自分の中でくすぶってしまう状態が続くようであれば問題です。
そうなると、愚痴を言わないことが決していいことだとは言えません。
そんなときは
たまには友人や家族に愚痴を言ってみてもいいと思います。
本来は、愚痴を言うのが悪いのではなくて
愚痴を言いたくなるような物事の捉え方をして不満な気分を持ってしまう
ことが悪いのです。
でも、愚痴が全くない人なんてあまりいませんよね。
誰でも多少は、愚痴くらい言いたいときもあるでしょう。
だから、あなたも、たまには言ってもいいのです。
言ったからといって、誰もあなたを見下すこともしないし
かえって親近感を覚えてくれるかもしれません。
いつも優等生のあなたがときどき見せる弱さが
人をひきつけることにもなるのです。
- 愚痴を言ったからといって、悪いわけではない。たまには発散しよう
- 愚痴ばかり言う人は嫌いだけど、自分はそうはならないから大丈夫。だからときどき愚痴を言おう
など
もし愚痴を言うのがやはり苦手
言うと嫌な気分になってしまうという人ならば
ノートに書いて発散するか
誰もいないときに一人で大きな声で愚痴を言って
すっきりするのも一つの方法です。
とにかく
愚痴を我慢してストレスを溜めてしまうことが良くないのです。
愚痴の一つや二つあったって、人間らしくていいじゃないですか。
愚痴ばかり言う人とはつきあわない。でもときどき聞いてくれる相手は必要。