着れる服から着たい服へ【潜在意識ダイエット】

vol.458│オリジナル(独自性)を間違えている人が9割以上

あの原山・指名買いプロデューサー・原山友弘・指名買いプロデューサー・マスター認定コーチ・プル戦略家

今日のひとこと vol.458 

出来ないことがたくさんあっても
出来ることに集中すれば必ず何かが変わる
出来る事を探し出せる視野と実行に移せる行動力を養おう

本当に多くの方が間違っていることの1つ
それを間違えたままビジネスをしようとするかうまくいかないのである。
 
ビジネスを始めようとする時、または競合他社が多く存在する時
「オリジナル」「独自性」「オンリーワン」「他にないもの」
それが、ビジネスでは重要だと。
 
まともなコンサルもできない二流の、いや、偽物のコンサルにも言われる。
偽物のコンサルは「他にないもの」だけに目を向け
他ではやっていないサービスを足してみたり
他にはやっていないコンセプトでやってみたり
やろうとしているビジネスに、別の新しいものを足そうとする。
あげくは、自分のキャラでもないことまでも足そうとする。
そんなものが流行るわけはない。
 
今あるものと、今あるものを足すから、オリジナルができるのです。
 
例えば、自分に自信のない方は
今までのビジネスが上手くいかなかった。
だから今までのビジネスはあきらめ
新たな資格を取り、まったく新たなビジネスをしようとする。
その上、すでに競合他社がいるから
新たにはじめようとするビジネスに、さらに別のものを足して
他ではやっていない、新しいコンセプトのビジネスをやるんだと。
そんなものは流行らない。うまくいかない。
新しいコンセプトかもしれないが
どうせ、営業時間は周りと一緒、休みも周りと一緒
集客方法も周りと一緒、ホームページも他とたいして変わらない。
オリジナルと思っていても、たいして他と変わらない。
イチゴのショートケーキがイチゴのタルトに変わった程度。
たこ焼きのソース味をしょうゆ味にした程度である。
そんなものはオリジナルでもなんでもないです。
 
1つの例を言います。
 
少し前に、靴の修理屋をしていた人がいました。
最近連絡がないのでどうしているかわかりませんが
その靴の修理屋さんは、オープンの時から何かとお手伝いをしており
店の看板や店のメニュー表、スタンプカード、街頭ポスターなどを制作しました。
そこから、7年ぐらいたったころ
「お店は人に任せて違う仕事をします」と
なんのビジネスをするのかを聞くと「整体師」
 
靴の修理1足で数百円の儲け
そこから考えると「整体師」のほうが儲かるようにも思える
事実「整体師」や「マッサージ」のお店を開業しようとする人も多く
私のセミナーにも多く来られてますし、クライアントも多いです。
すでにやられている方には申し訳ないが
簡単にすぐ始められるビジネスの1つだと考えられている。ということ
 
今までのビジネスを捨ててまで、新たに始めるビジネスではない。
 
「整体師」が儲からないから、やめとけ。というものではなく
私がコンサルをすれば、いくらでも稼げます。
問題なのは
「今までのビジネスを捨ててまで」という所です。
 
新たに「整体師」のスクールなりに行き、勉強をして「整体師」になる。
そこまではまだいい。でも
「整体師」としてお店を開くときに、独自性を考え
うちの整体院は「腰に特化した」とか「首に特化した」とか
「アロマを使って」とか「内装にこだわって」とか、どうせその程度で
独自性と考えてしまう人が、失敗するのです。
そのすべてが、いままで自分自身もやっていなかったことによる独自性。
それは独自性でもなんでもないということなのです。
上でも言ったように
たこ焼きのソース味をしょうゆ味にした程度である。
ピザ味にしようが、出汁にくぐらせようが、たこ焼きはたこ焼きです。
 
靴の修理屋から整体師にビジネスを変更し
整体師としてだけで、独自性を出そうとするからうまくいかない。
「靴の修理屋」という、今あるものに目を向けなければいけない。
靴の修理をしていただけに
お客さんの歩き癖もわかるはず
足の痛むところもわかるはず
すでに足のスペシャリストなのです。
足のスペシャリストが、整体をする。それが「オリジナル」なのです。
また、靴の修理をしている時間、お客様はスリッパを履き、店先で待っている。
その、待っている時間に整体をする。それが「オリジナル」なのです。
なんなら、靴の修理は自分でして、整体師とタイアップをする。それが「オリジナル」なのです。
 
今すでにいるお客さんは、いまそこに店があるから来ているのです
それを、違う場所で、整体院を開くとなると、また1から集客です。
自分の足のことをわかってくれている靴の修理屋さんだけに
歩き方の癖を指摘して、整体でゆがみを直してあげる。
そんな、靴の修理屋さんの整体師なんて、なかなか探してもないですよ。
 
多くの方は、今ダメだから、新しいものを、と考えてしまう。
また、自分には何もない、と思って、新しいものを、と考えてしまう。
 
毎日続けてきたことに目を向けると
そこに、誰もやっていない「オリジナル」が隠れているのです。
「オリジナル」や「独自性」などのアイデアというものは
今あるものの中にあるのです。今ないものの中にはないのです。
 
世の中にある全ての商品は、新商品といっても
今あるものと、今あるものを足したものです。
地球外から持ってきたものでもありません。
 
世の中にあるサンドウィッチでも
パンは紀元前からあり、肉はそれよりももっと前からあります
でも、パンと肉が合わさったのは、17世紀になってからです。
それまで、2千年以上別々に食べられていたのです。
別々で食べることが「常識」「当たり前」とされていたからです
でも、サンドウィッチが登場すると、パンに挟むのが「当たり前」となるのです。
「オリジナル」のアイデアは、目の前にあるのです。
今ないものから創り出す事ではありません。

 

 

 

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