着れる服から着たい服へ【潜在意識ダイエット】

vol.481│正しい人生と、楽しい人生。基準は過去か未来か。

プル戦略家・経営コンサルタント・神戸・あの原山・SEO対策・原山友弘

今日のひとこと vol.481 

やろうかどうか悩んだ時は
未来の自分に聞いてみよう
それが叶っていたら未来の自分が喜ぶのであれば
何がなんでもやっておこう

「やろうか」「やらないか」
「やりたいか」「やりたくないか」という2つの選択を迫られる時もあれば
 
「行きたい」でも行けない
「行きたくない」でも行かざるをえない、という場合もあるでしょう。
 
 
それをどう判断しているかと言いますと 
その方の「アイデンティティ」で判断されるのです。
 
「アイデンティティ」とはなにか
私のコーチトレーニングの中でも重要視している内容で
これを説明するととんでもなく長くなりますので簡単に説明すると
 
その方の6歳以降現在に至るまでで見たり感じたりしたことにより
「これが正しい」「こうあるべき」「こうでないといけない」と思い
それが「自分らしさ」であり、今の考えが「正しい」という思考。
 
とても簡単に言えば、その方の「心のルール」
 
その「心のルール」が、迷った時に「ブレーキ」となるのです。
 
最近よく耳にする
「心のブレーキを外す」というものにつながるのかもしれませんね。
 
ただ、これまで長い期間の中で形成された「心のルール」だけに
そう簡単に「心のブレーキを外す」ということはできません。
短時間で心のブレーキが外れたとしても、短時間で元の「心のルール」に戻ります
 
そこを時間をかけて、自分に納得しながら心のブレーキを外す
それができるのは「コーチング」ぐらいしかないと、私は思ってますので
もし「行動」になかなか移せないという場合は
その方の「心のルール」がどういうものなのかを知る必要がありますので
私の正式な「コーチング」を受けに来てください。
 
 
話を戻しますが
 
「やりたい」「でもできない」と悩むとき
その方の過去の経験により形成された「アイデンティティ」が大きく影響し
二の足を踏んでしまったり、批判的になってしまうのです。
 
 
例えば
お子さんをお持ちの女性で
その方の母親が専業主婦でずっと家にいる人だった、という場合
 
「ずっと家にいる」「ずっと見てもらっていた」という経験により
母親というものは、子供のそばにいるもの。という思考になります。
 
このような方は、周りがどんどん起業していくのを見てあせり
自分も起業したいと思い、いろいろなセミナーに行ったとしても
「母親は、子供のそばにいるべき」というアイデンティティをお持ちなので
最終的には、子供がもう少し大きくなってから。と言ってあきらめます。
 
または、周りがどんどん起業していくのを見て
「母親は、子供のそばにいるべきでしょ」と、
起業していく人、セミナーに行く人、飲み会に行く人を批判します。
 
また「ずっと家にいる」母親を見続けていたら、
その母親は、外部との接触が少ないので、他人との接触も少ないはず。
その結果、それを見続けていた子供は
 
人前で話すことが怖い、大人数のところでは緊張する、など
コミュニケーションの取り方がわからない子供になってしまうのです。
 
逆に、人が多い所が好きで社交的、仕事もしている。という母親なら
その子供も、社交的で、仕事に行くことに対しても抵抗がない。
 
結婚生活が長い家庭に育つと、離婚、なんてするものではない、と考え
親が離婚をしていると、子供も離婚することに抵抗はない。
 
 
コミュニケーション能力は、母親から引き継ぎ
仕事に対する能力は、父親から引き継ぐようになっているのです。
長い時間をかけてそれを見続けているのですから仕方がないと言えば仕方がない。
 
 
ただ、いまお持ちの思考やアイデンティティというのは
自分の考えで形成されたものではない。ということなのです。
 
ひなが、初めて見たものを親と思い、一緒の行動をする。それと一緒
それしか見て来なかったのだから仕方のないことなのです。
 
自分ではない人の行動を見て育ち、思考やアイデンティティが形成され
それを「自分らしい」と思うかもしれませんが
 
よくよく考えたら
目にしてきた人の「他人と同じ」行動である。ということなのです
 
実は「自分らしい」と思っていることは「他人らしい」かもしれません。
 
「ずっと家にいる」母親を見続けていたら、母親しか見ていないので
「自分らしい」と思っていることは
「母親に気に入られる行動」を選択しているかもしれません。
 
 
過去の経験によって形成された「アイデンティティ」を基準に考えると
どうしても判断を「正しいか」「正しくないか」で考えてしまいます。
 
だから、やりたいのにやらない、という選択をした時には
「私は、今考えられる、正しい決断をした」
「この我慢は家族のため」「今じゃなくてもいい」
と自分に言い聞かせることになるのです。
 
 
自分は、こうなりたい。と思っていることを
「過去」を基準に考え「正しい」判断だと思って選択するのか
「未来」を基準に考え「楽しい」と思えることを選択するのか
 
「なりたい」と楽ししく思うことが
本来の「自分らしさ」なんですよ。
我慢することが「自分らしさ」であるはずがないです。
 
 
「他人らしい」過去を基準にした、正しいあなた
 
「自分らしい」未来を基準にした、楽しいあなた
 
どちらが、自分にとって、いい人生と思いますか。

 

 

 

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