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vol.532│「腕」や「いいもの」だけでは、客はきません。

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今日のひとこと vol.532

一つのアイディアでは
よくあるアイディアで終わってしまう
二つのアイディアを合わせることで
斬新なアイディアになる

1つのアイデアだけで「いける」と判断しビジネスをする。
それは「どこにでもある」場合が多い。

コンサルをしていても
「これは当社にしかないので絶対にいける」と言われる社長が意外と多い。

だがその場で「検索」すると、あるはあるは。。。
それでも社長は「ここが違う」「この部分はうちだけ」とまだ言う。
リサーチもしない、世間知らず、もうそんなのは「裸の王様」でしかない

例えば「喫茶店」

「美味しい珈琲」を提供する。それはどこも同じ
いまどき、コンビニでも豆からひいた珈琲が100円程度で飲める。
「美味しい珈琲」を提供すること、そんなものはアイデアでもない。

で、考えるのが「豆」
「豆」にこだわるという「アイデア」でいこうとする。

「豆」にこだわる喫茶店なんて、いくらでもある。
他の喫茶店とは違う、と言われたところで、飲むまでわからない。
飲まないとわからないものは、ネットでもチラシでも伝わらない。

スターバックスでも、地域のイベントなどでは
大量のサンプルを配りまくっている。

「世界中の畑に直接出向き、私が目利きした豆しか使用していません」
ぐらいまで、徹底的なこだわりを入れたとしても、なかなか伝わりません。

「いいもの」を使っているから、お客が来る。そんなことはない。
「いいもの」を使ってお客が来るなら
世界No1ブランド肉の「神戸牛」を使っているお店は
どこも繁盛していないとおかしいですよね。

寿司屋でも「いいもの」を使っているところは客がおらず
これ寿司か?という回転ずしのほうが流行っているお店は多い。

それは「くじ引き」だったり「新幹線」であったり
子供向けのアイデアが、いくつもあるから回転ずしは流行るのである。

「喫茶店」でも、アイデアを足すことで成功しているところもある。

例えば
「店員」「制服」「言葉使い」というアイデアを足し成功している「喫茶店」

店員は全員若い女性、制服はエプロンにふりふり、言葉使いは「ご主人様」
それで珈琲1杯1000円以上、店員の写真を撮るのも有料
1人あたりの客単価は2500円以上

いわゆる「メイドカフェ」

なんだ「メイドカフェ」かと思われるかもしれないが
だったら「豆」にこだわった珈琲を提供して、客単価2500円以上とれますか。

「お客様を喜ばせるためにどうしたらいいのか」を
徹底的に追求したものが「メイドカフェ」だとも言えます。

「豆」にこだわったのは、お客様を喜ばせるためではなく
自分の「腕」を自慢したかった。ともいえるのではないでしょうか。

商売の基本である「お客様を喜ばせる」という観点から言うと
「豆」よりも「メイド」のほうが上であることは間違いない。

普通の「喫茶店」で、客単価をあげ
なおかつ「お客様を喜ばせる」ためには「アイデア」を足さなければいけない。

たまにセミナーで言うのだが

「整体」や「アロマ」などのマッサージだが
「風俗マッサージ」よりも「お客様を喜ばせる」ことができるのなら
「風俗マッサージ」よりも、単価を上げればいい。
「風俗マッサージ」よりも単価が下だというのなら
それは「お客様を喜ばせる」という観点から言うと
「風俗マッサージ」のほうが上であるということです。

「メイドカフェ」よりも、客単価の高い「喫茶店」もありますし
「風俗マッサージ」よりも、客単価の高い「整体」もあります。

その客単価の高い「喫茶店」、客単価の高い「整体」は
「腕」は、当たり前プロなんですから
それプラス「アイデア」を足されておられるのです。

猫の形をしたホットケーキを出す「喫茶店」
手がどこまで上がるようになったか、天使の羽根の前で撮影する「整体」
どちらも「インスタ映え」を考えた「アイデア」

たったそれだけの事だが、それでお客は喜ぶのです。

「美味しい」「腕がいい」そんなものは当たり前
それプラス「アイデア」です。

 

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