今日のひとこと vol.493
努力しなければ実力はどんどん落ちていく
これでいいやと思ったところが
転落の始まりです
「努力することは大切。努力を続ければ必ず夢がかなう」という人がいる
「努力なんてしなくてもなんとかなる。 人生はなるようにしかならない」
「気の向くまま自由な発想のほうが個性が生まれてくる」という人がいる
両極端な考え方である。
１つは、自分がしんどくなる。もう１つは自分が楽になる。
２つあったとしたら、人は楽なほうを選ぶものである。
楽なほうを選ぶ人は
「ノウハウ」「テクニック」を手っ取り早く身に付けようとする。
それは、戦うためのトレーニングはしんどいからやらない。
戦い方はビデオで習い対戦練習はしない。最新の武器を手に入れる人。
しんどくなるほうを選ぶ人は
戦うための体力をつけるため日々トレーニングをする。戦う練習をする。
そして、自分に合った戦い方を勉強し、自分に合った武器を選ぶ人。
楽なほうを選ぶ人は
戦い方を頭でシミュレーションし、最新の武器を見せびらかす。
いざ戦いになると、はじめはシミュレーション通り、武器も通用する。
でも、みんな同じ「ノウハウ」「テクニック」を使っているから
１度か２度戦うと、もう通用しない。
再び新しい「ノウハウ」「テクニック」を身に付けようとする。
楽なほうを選ぶ人は
「気の向くまま自由な発想のほうが個性が生まれてくる」と言いつつ
手っ取り早く手に入れた「ノウハウ」「テクニック」は同じもの
個性が生まれるどころか、みんな同じことをしている。
しんどくなるほうを選ぶ人は
日々トレーニングをかさね、戦う練習もしている。
いざ戦いになると、自分に合った武器なだけに動きもいい
いろいろな相手が出て来ても、練習を繰り返しているから対応ができる。
戦うたびに実力も上がり「個性」が芽生えてくる。
「個性」というのは
勝手につくものでもなく、勝手に思ったもの考えたものが「個性」ではない。
「個性」は、「努力」することにより芽生えてくるのであって
「努力」をしない者に「個性」などは生まれません。
勝手に身に付くのは、「悪いクセ」と「ずる賢さ」ですよ。
スポーツの選手でもそうですよね
今日から野球を始めます。今日からサッカーを始めます。と言った人に
「じゃあなたのポジションは〇〇〇です」と言えますか。
練習という「努力」を積み、そこからその人にあったポジションがわかるのです。
何もしていないうちから
「個性」や「ポジション」などないのです。
「ポジショニング」とよく耳にすると思いますが
ポジショニングとは、他社との「差別化」のことを言います。
なんの努力もしていない人に
そもそも「差別化」なんてできないということです。
それまでの努力の結果として「差別化」できるのです。それが「個性」。
私の場合は、実践を重ね実力をつけさせる。
例えば、私のセミナーでは「ノウハウ」「テクニック」的なことも教えます。
今まさにDMMの「あの原山塾」に入会されている塾生さんは
「７日間ライティング講座」というものを、８０名の方が受けている。
なぜ読まれないのか、なぜ集客につながらないのか
どうしたら読まれるのか、どうしたら集客につながらないのか、など
７日間にわたり「ノウハウ」や「テクニック」を教えてます。
楽なほうを選ぶ人たちは
ただ読んだだけで、勉強になりました、だけで
Facebookやブログの投稿は、今まで通り何も変わらない。
この人たちは、もっと楽に集客できる方法を知りたかった。
でも、試したり実践しなければいけないのなら「やらない」
しんどくなるほうを選ぶ人たちは
７日間の間に、Facebookやブログの投稿を変え、試し、実践をする。
わからないことや途中経過を私に報告をし改善点を求めてくる。
結果として、７日間の間に新規の客を獲得することができた。
私のコンサルした方々も
Facebookやブログに投稿をするたびに
「なにこの投稿」「なにが目的」「読んだ人にどうしてほしいの」
そして「今の投稿書き換えて」「今の投稿削除して」と言われる。
途中でやめた人は、今でも「ノウハウコレクター」
半年間続いた人は、すべて第一線で儲けている方々
「楽したい人」は、いつまでたっても、セミナーを「聞く人」
「努力を続けた人」は、いまでは、セミナーを「開く人」「招かれる人」
本当の自由やゆとりを手に入れた人は
誰もが「努力を続けた人」、努力を続けた結果として手に入れたのである。
「楽をして」本当の自由やゆとりを手に入れた人は、誰一人いない。
楽をすることと、自由を手に入れることは、まったく違うのです。
あなたは
努力を続けた後に、本当の自由やゆとりを手に入れたいですか。
それとも
いま、自由やゆとりを手に入れ、その後、転落していきますか。
努力は、努力をした分だけ結果として表れる。
努力したのに、結果が小さいと思ったとしたら
それは小さな努力でしかなく、努力が足りなかっただけのことである。
