今日のひとこと vol.529
リスクを考えるのは良い事
しかしリスクのないところに
大いなる成果は存在しないのです
多くの方は「リスクは小さい」ほうがいい。
なんなら「リスクはない」ほうがいい。と思いがちで
そのくせ
「成果」は大きいほうがいいと思っている。
でも「リスク」が小さいほど、「成果」も小さいのも事実です。
例えばくじ引き
① 1000円でサイコロを振り
1か2だと1000円。3から6だと1100円もらえる。
② 1000円でサイコロを振り
1から3だと700円。4から6だと2000円もらえる。
③ 1000円でサイコロを振り
1から4だと500円。5か6だと4000円もらえる。
④ 1000円でサイコロを振り
1から5だと200円。6だと10000円もらえる。
さああなたなら、どのくじ引きをしますか?
たいして利益にならないし「やらない」という選択をしますか。
その場合だと「リスク」がない分「利益」もゼロですね。
私なら迷わず④をやります。
1から5だと200円。6だと10000円もらえる。
なぜか?
確実に「利益」が入るから。
えっ! と思うかもしれませんが、④は、確実に「利益」が入ります。
では説明しましょう。
サイコロの目は6つしかないのです。
ということは、6が出る確率は6分の1ですよね。
6回やれば1回6が出るということです。
1回だけ、と思った方は、かなり頭が固いですね。
そういう人は、1つの方法に固執してしまいますよ。
また6回やったから必ず6が出る保証がない。と言われるかもしれない。
だったら12回でも、18回でもやればいいんじゃないですか。
①を6回やったら
1が出て1000円、2が出て1000円
3が出て1100円、4が出て1100円
5が出て1100円、6が出て1100円
合計が6400円で、抽選に6000円かかるので「利益」は、400円。
②を6回やった場合の利益は、2100円
③を6回やった場合の利益は、4000円
④を6回やった場合の利益は、5000円
④は、一見リスクが高いと思います
そしてスクが高いと思い「やらない」選択をする人が多いと思います。
でも、6回やったら、利益が5000円もでるのです。
6回のうち2回出るかもしれない。
その場合はさらに利益があり
1回も出なければ、あと6回やればいいだけです。
「リスクが高いからやめる」という人は、利益がなく
「リスクが低いもの」という人は、利益も低いものです。
「リスクが高いもの」を選択する人は、そのリスクが少なくなる方法を考えるのです
それは「先を見る」とも言えます。
「リスクが低いもの」を選択する人は「目先を見て」
「リスクが高いもの」を選択する人は「先を見て」いるのです。
ギャンブル(競馬)も同じで
「目先を見ている人」は、1レースずつ考え
もし負けたとしたら、次のレースで取り返そうとします。
「先を見ている人」は
4勝6敗でもプラスになるよう初めから予想を立ててレースを楽しんでいます。
株などの投資でもそうですね。
初めから「負けること」が前提で先を見ているから「勝てる」のです。
「先を見ている人」は
「負けるからやらない」という選択は、ありません。