恥ずかしくて「不安」「恐怖」を感じているあなたへ
恥ずかしい経験をしたことは、誰しも一度や二度はありますよね。
オロオロしたり、顔が真っ赤になったり
オドオドして支離滅裂になったり、ごまかし笑いをしてしまったり
もう心臓がドキドキして、その場にいたたまれなくなったりと
恥ずかしいと感じたときは、身体や態度に出てしまうものです。
その場ですんでしまう恥ずかしさくらいなら
みなさん経験ずみかもしれません。
困るのは、恥ずかしい気持ちが行きすぎてしまい
自分を卑下したり、劣等感を持ったり
行動を起こすのが、苦痛になってしまう場合です。
では、「蓋恥心」を抱いてしまうのは、どんな自分なのでしょうか。
- 「いつも失敗してしまう私は、みっともない」
- 「人前に出るとみんなに見られている気がして、きちんとしなければと思うと、もっと恥ずかしくなり萎縮してしまう」
- 「周りは素敵なお母さんばかりで、それに比べて自分はダメ」
- 「優秀な人ばかりで、劣等感を感じてしまう」
恥ずかしいと思う気持ちの裏には、「不安」「恐怖」が隠れています。
「こんな失敗をしたら」「こんな自分を知られたら」と
いつもビクビクしている状態ですね。
でも、誰もあなたを「恥ずかしい」気持ちにはさせていません。
自分自身が、恥ずかしく感じているだけなのです。
行きすぎた「恥ずかしい」感情は、自分を下げてしまいます。
そんなに自分を惨めな気分にさせなくてもいいですよ。
あなたが思っているほど、人はあなたのことを気にかけてはいません。
あなたが考えているように、他の人も自分のことを気にしすぎているのですから
他人のことなんか、細かいところまで見てはいません。
うそだと思うなら、誰かに聞いてみてください。
「私って、こんなふうに思っていて、恥ずかしいと感じてしまうのだけど、どう思う?」
きっとびっくりして、目を丸くしてこう言うでしょう。
「気にしなくて大丈夫よ。みんな、自分のことで精一杯なんだから」
だから、大丈夫です。普段のあなたのままでいれば。
だから、大丈夫です。堂々と行動すれば。
だから、大丈夫です。あなたも素敵ですから。
「羞恥心」の塊になってしまうと
本来の自分の姿より自分を小さく見せてしまいます。
そのほうが恥ずかしいと思います。
縮こまらずに、伸び伸びとしていけば
恥ずかしい自分なんて消えていってしまいますよ。
他人も自分のことで精一杯。気にしなくて大丈夫!